宇宙人と出会って(第五章)

 山を下りたモンカーは町の中をたった一人で歩いていた。

(まずは俺たちの計画に邪魔になりそうな人間たちをターゲットにするか…。まずは…誰にしましょうかね…)

最初に誰を殺そうか考えていた時、自転車に乗った一人の警察官を見つけた。

(警察か…。俺の計画の邪魔になりそうだからまずはあいつだ…!)

モンカーはバッグからレーザーナイフを取り出して警察官に近づいていき、突き刺そうとしたが、すぐに気づかれてしまった。警察官はモンカーの右手をつかんで言った。

「この武器は…地球には存在しない…!貴様は宇宙人だな!」

そう言うと警察官はモンカーに向けて拳銃を発砲した。弾は左足に命中し、モンカーの左足から緑色の血が出てきた。

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