保安官になろう

 欲望をむきだしにした意地汚い海鳥の鳴き声が波止場に絶え間なく響く。渦状にグルグル飛び回り、餌にありつくため彼等は今日も魚をたかっている。


 心地よい朝焼けがオレンジ色に染める空の下。港町に帰投した乗客達は、それぞれの船室で一息ついていた。潮の匂いと船舶特有の油臭さが混じり合い港に充満している。

 船から降りてすぐ食事を取る者、友人同士で語り合う者、恋人と寄り添い愛の言葉を囁く者など、様々な行動を皆取っている中、イシュメールは虚ろな表情を浮かべ船のデッキに立ち尽くしていた。


 干潮により水面は遥か遠くまで見え、燃料物資を載せた汽船が悠々自適に波を切って進んでゆく。汽笛の音が港町に時報代わりとなって、人々の一日が始まる。


 執行官は、デッキの手摺に体重を乗せ、朝の独特な寒さを感じ手を擦り合わせる。その視線は雑多な港には向けられておらず、虚空を眺め続けていた。長旅の疲れを癒す娯楽溢れる街を見ようともしていなかった。


 機械化が進み続ける港は、巨大な倉庫にそのまま荷物が運ばれ、効率的に列車で木箱を輸送する光景が広がっている。

 コの字を描く湾岸線は、華やかな観光地に内装されたレストラン街と廃油を駄々洩れにする工場地帯が隣合わせとなっており、煉瓦色と灰色とで境界線がくっきりと分けられていた。彼にとっては、どれもこれも煩わしさの原因でしかない。


 村付近まで迫っていた共和国軍に女の身柄を引き渡し、一帯は焼かれずに済んだ。イシュメールらが戻らなければ、榴弾砲を三十五門配備した軍が村への攻撃を開始し、女共々心中させる残酷な結果となったであろう。抵抗させず速やかに抹殺するのが彼等の仕事である。

 汚れ仕事とは、悪意を売り物として扱っている。それを正しいか間違ってるかを問えるほど執行官に権限はない。


 自身の手を開いては閉じる。皮が擦れる乾いた音が鳴るだけで、特に何も感じない。期待が外れたイシュメールは手すりから身体を離す。


 朝日が差し込む青く透き通った水平から踵を返し、自身の持ち場へと彼は戻って行った。煙が絶えないデッキをカツカツと革靴で踏みしだきながら、船室に戻るため階段を下りる。途中、催してきたので廊下奥のトイレに立ち寄ることにした。


 手先が冷えると頻尿になりがちなのが三十路になる彼の悩みの一つだ。


 一等客室の廊下は、華奢なマリンランプが満遍なく照らされており、貴族への憧れを想起させる作りとなっている。何十人もの客が荷造りを終え、中央応接間にたむろしている様が見えた。白のセーラー帽を被った搭乗員が、その対応をしており、混雑防止のため順番に港へ誘導していた。

 イシュメールはそれを横目に、通路を歩んでいった。


 用を足し終え、蛇口を捻って酷い顔を洗う。これから諸所事務作業を行うハメになるので、ここで出来ることは済ませておきたい。

 昼までには事務所に戻って雑務を処理せねば、五日間空けていたので書類が溜まってるはずだろう。その前にシャワーを浴びて、綺麗なネクタイにしておこう。出張して大仕事を終えばかりだというのに、彼の頭のスケジュール帳は既に埋まってしまった。


 顔を拭くため、持参したタオルを取ろうとすると、誰かが先にそれを渡してくれた。


「ありがとう。」


 礼を言いながら、目を抑えて受け取る。

 拭き終わって顔を上げると、そこにいたのは見知らぬ男であった。ショートボックスに整えられた顎髭に、オールバックの茶髪、光沢を放つなめし革のジャケットを羽織り、首には分厚いゴーグルを下げている。

 移民が多く住まう連邦には不つり合いなほどに垢抜けており、この男はこれがあるべき姿だと直感的に感じてしまった。


 どこかで会ったことがあるような気がする。イシュメールはそう思って彼の顔をまじまじと見てしまう。不思議と彼からは懐かしさを覚える何かを感じ取ったのだ。


「なにか?」


 薄く口角を上げて男は問いかけてくる。イシュメールは、自身の無礼さに気づき、謝罪せねばならないと思った。

 男の目は大きく、瞳の色は茶色だった。他者の感情、思想を容易に受け入れてしまう優しい人間が持つ独特な目つきだ。そのせいだろうか、イシュメールの違和感は拭えない。

 口から出ていたのは謝罪ではなく、問いかけへと変換された。


「どこかで会いませんでしたか。 」


 見知らぬ男は、顎髭を小さくかいて、微笑みながら首を横に振った。


「いやそう言ってくれて嬉しいんだけど。知らないな。すまないね。」


「そうですか。いえ、すいません。」


 そうと男が短く言うと、そのまますれ違う。男は、廊下に差し迫るあたりで、イシュメールへと声を掛けた。


「そうだ。名前だけ教えてくれよ。またどっかで会うかもしれない。」


 男の身体は、舷窓から差し込む暖かな日差しに包み込まれていた。その眩しさに、イシュメールは目を細める。動作が伊達で鼻につく。


「イシュメール・ヒエイ。」


「俺はアキレス・カルウァン。じゃ。」


 そう言って彼は、上の歯だけが見える見事なまでの良い笑顔を披露し、手を軽く上げ去っていった。


 男の名はアキレス。軋轢のアキレスと亀の主人公であった。本来であれば、世界の救済を担う役割を持ち死ぬ宿命であったが、今ではその運命から外れてしまっている。転生したマリウスの行いにより、彼の未来は変えられていた。そして、彼の死によって完成されるはずであった箱庭世界は、既に激動の渦へと突入していた。



 自室に戻ると、クイークがいた。

 なにやら口を上下に動かしており、左手には食べかけの何かがある。それは彩り豊かなサンドイッチであった。クイークは浅黒い手で朝食を口へ運び、咀嚼音を部屋に響かせる。


「それはなんだ。」


 イシュメールは、答えを知ってるものの眉を顰め、クイークへ問いかける。せめて恥じらいは欲しい。仕事をする仲といえど、勝手に入って朝食をとるなどどういう神経をしているのか。


「ハムレタスサンド。」


 返ってきたのは謝罪でも恥じらいでもなく、知っている答えだった。その無神経さにイシュメールは、不潔なクイークへ何かを言いかけるも目を瞑りこめかみを指で抑え、鼻から大きく空気を吸い込みため息を出す程度にとどめる。しかし、イシュメールの額には青い蛇が交差しながら浮かび上がっていた。


「なんだよ。なんか言えや。」


 繊細なイシュメールへ一声掛けず部屋に入ったことが不満なのか、自分に何か文句があるのか、クイークは不満を漏らす。それが不味かった。


【暗愚な蛮族めが、ここで食うな。】


「なんだって?」


 怒り心頭となったイシュメールは、無意識のうちに生まれ育った故郷の言葉で罵っていた。移民数多くと言えど、連邦では主流ではない言語となる。クイークも海を渡った大陸のさらに向こう側の島の出身だ。当然理解できず聞き返すも、火に油を注ぐ結果となってしまった。


「ここで!食うな!バカタレ!!」


 イシュメールは、一語一句強調し、デリカシーに欠ける男にブチギレてしまった。クイークは食いかけのサンドイッチを急いで口に入れる。イシュメールが自分の食料に手を伸ばす気配を察知したためだ。


「お、おう、分かった。」


 イシュメールの剣幕に押されてしまい、クイークは歯切れ悪く答えてしまう。イシュメールは、度々マナーに対して苛烈に指摘をする。それは相手が誰であろうと変わらない。こうなったら止めようがないので、クイークも素直に言うことを聞くしかないと経験則から学んだ。

 

「何度言ったらおんなじことを理解するのだ。貴様ふざけるなよ。」


「分かったって。」


 キレた理由がいまいち分からないまま、クイークは渋々と理解を示す。本日一度目の舌打ちをイシュメールは達成した。




 連邦の港町ミナスヨークの街並みは、昔ながらの煉瓦造りとコンクリートの建物が並び、顕示欲が強い高層ビルが聳える。それらは景観の統一感はなく、それぞれが主張し合い、この国そのものを象徴しているかのようだ。

 アルメント共和国、ゴスハブク王国、バルトバル帝国、レプカプ中東帝国など各列強国から海を隔てた新興国ブランカ連邦は、これらの植民地から独立戦争によって設立を勝ち取った経緯を持つ。そのため、地主貴族などがおらず各個人が抱える自主性と自由を重んじており、自己責任の色合いが強い各政策が打ち出している。それは、国民の意識にも現れており、商業への意欲が凄まじいことを意味していた。


 ミナスヨークの中央通りは、商人たちが軒を連ね、早い者勝ちに陣取っている。建設業、林業、鉄道会社、石油開発会社、貿易会社など様々な業種の者たちが集まっており、商談を行うためのビルやレストランなども立ち並んでいた。この街は、工業地区を少し隔てれば観光地区にたどり着いてまうため、なんとも適当に区分けされてしまっている。観光地区であっても港湾夫達は、荷馬車に輸出品や輸入品の類を示す木箱を詰め込んで、休みなく往来していた。西の未開拓地区を結ぶ鉄道があるせいで、人の行き来が尋常ではないほど激しくなってしまっているのだ。

 イシュメールは出張報告と書類仕事を終わらせるため、クイークは本捜査における評価及び査定を管理官から貰うためである。


 共和国とは違い、二人の服装はかなり対照的なものになった。

 イシュメールは、全周に鍔が上がった黒のボーラーハットを被り、青いスカウトジャケットに同色のスラックスというラフな格好だ。そして、黒のネクタイは如何なる時もつけている。

 イシュメールは顔さえ見なければ、どこぞの良家子息のような気品ある振る舞いを自然とする。婦人もその威厳と自信に満ち溢れた雰囲気に、思わず振り返ってしまうほどだ。

 クイークは、帽子とジャケットは脱ぎ、薄茶色のベスト、そしてカーキ色をしたチノパンツだ。白のオーバーシャツをだらし無く出して着こんでいる。気怠げにスーツケースを持ち欠伸をして歩く様は、公職らしさの欠片も感じられない。



 人の喧騒を抜けながら、狭い住宅路地を突き進んでいる時のことであった。


「そういえば。」


 クイークは、顎を引き上げ思い出したかのようにイシュメールへと話しかける。


「どうした。」


 一瞥もせず、イシュメールは歩きながら応えた。目を合わせたらめんどうごとを貰いそうな予感を感じたのだ。


「いやー、これは共和国の捜査連中から聞いた話なんだけどよ。」


 口を少し尖らせ間延びした声で、クイークは話す。それは言って良いのかどうしようか迷ってるイタズラっ子の仕草に見える。


「じれったいな。結論から言え。」


「聞いた話によると、王国からのお荷物がこっちに配属されるらしい。誰が担当するかはまだ決まっていないが、保安部に回されるそうだぞ。お前そこと兼任してたよな。」

 

 ここに大きな荷物がいるのは間違いない。イシュメールは話を聞いてそう感じたが口に出さないことにした。つまり、クイークの言ってる内容は、人員の補充である。配属が保安部であるから、自分達のような有色人種ではないだろう。そのことを彼は伝え、反応を伺っている。


「そうか。良いニュースはないのか。」


 イシュメールが諦めの言葉を吐き、クイークはバツが悪そうにくの字の口を描き腕をかいた。数秒の沈黙の後、せめてもの激励をイシュメールへと送った。


「頑張ってくれよ。」


 クイークはイシュメールの業務量増加を察したので、これ以上の追撃はできなかった。書類の海に溺れた彼の姿が容易に想像できてしまい、安っぽい同情の視線をクイークは向けた。 



 行政執行事務局は非常にデカく、捜査局、保安局、税務局、厚生局、労働局、水道局など各部署ごとに階層が別れている。大御所帯であるせいか東西南北と出入り口が設置されており、コンクリートで固められた壁で内装は確認できない。一箇所に詰め込んだ設計は、来訪者に対し不親切と言えるだろう。入り組んだ迷路と化しており、初見では中々目的地に辿り着けない。



「俺はここで。」


 捜査局のフロアでクイークは立ち止まり、イシュメールへ軽く手を上げる。


「じゃあ、待ってるぜ。」


「ああ。」


 イシュメールも小さく手を上げて答える。クイークに背を向けて階段を上がる直前、彼から少しばかりの気遣いをイシュメールは受けた。


「そうだ。共和国での報告書は俺がやっとくから、お前は保安局の方をどうにかしとけ。まぁ、頑張れや。」


 彼なりの優しさを受け取り、イシュメールは嬉しさ反面、書類は手直しするハメになるだろうから手間が余計にかかるなと複雑な気持ちを抱いた。


「そうか、助かる。」


「いいさ。書類で死ぬ姿は見たくないからな。」


「さっさと行け。」


 吐き捨てるようにクイークへ言い、保安局へとイシュメールは足を進めた。早朝に感じていた憂鬱な陰りはどこにもなく、晴れやかさもない平穏がそこにはあった。



 保安局の前まで来ると、見慣れた事務補佐の姿があった。ウール製の白のブラウスに、足先まで垂れた紺色のコルセットスカートを履き、胸元には円形の銀ブローチをついている。白のカチューシャをつけており、ウェーブがかかった赤毛はセミロングに整えられている。彼女は、イシュメールに気づくと微笑みを浮かべた。サファイアの瞳に見つめられれば、男であれば多少はドギマギしてしまうだろう。



 彼女は、郵便物や手紙、書類などを抱えており、イシュメールへと小走りで近づいてくる。


「イシュ、出張お疲れ様。共和国はどうだった?」


 親しみの声に、イシュメールは顔が相手に良く見えるよう帽子を外す。


「アリス事務補佐。どうもなにも自分の仕事をしただけだ。」


 イシュメールは素っ気なく答えながら、帽子をかぶり直し、彼女の抱える荷物の半分を手に取った。


「ありがとう。でも、名称呼びはやめてちょうだいね。兄さんにはつけなかったでしょ。」


 イシュメールの気遣いに対して、アリスは礼を言うと共に苦言を呈した。人差し指を立ててずけずけとイシュメールへと注意を飛ばす。


「イライジャのことは忘れろ。アリス、それよりも俺に渡すものがあるんだろ。」


 イシュメールは空いた手でよこせとジェスチャーする。アリスはそっけないイシュメールへフンと鼻を鳴らし、それを渡した。


「はい、今月もお疲れ。」


 アリスから差し出された封筒は保安官給与明細であった。監査官からチェックされ、既に封は開かれていた。プライバシーポリシーもあったもんじゃないなと思いながら、顔に出さず手渡しされたそれをイシュメールは受け取る。中を開けて確認する。いつも通り上りも下がりもしない数値だった。


「どーも。」


 アリスに礼を言いつつ、書類を抱えてさっさと事務室へ行こうとするとアリスが呼び止めた。


「あ、ちょっと待って。これも。スター保安官から。」


 無意識に数歩後ろへ引いてしまう。結果芳しくないスターバックの尻拭いをさせられる気がしたからだ。そして、こういう虫の予感めいたものは大体当たることを彼は知っていた。


「またか?」


「またって。私に言わないでよ。保安官さん。」


「分かってる。」


「じゃ、先行くわね。」


 イシュメールは、渋々彼女の背を追い、書類を指示されたデスクの上に置いた。アリスの仕事は、保安官の雑務を担うことにある。予算、人員管理、他部署への連絡手続き、物資の手配など多岐にわたっている。イシュメールは、立場上彼女にどうしても頼らなければならないので、傲慢な態度は取れない。


 保安部住民対応窓口を抜けると、法執行部、総務部、経理部、人事部、法務部、警備部、その他もろもろの事務方がそれぞれの業務を行っている。その中でも、イシュメールは法執行部に所属しており、犯罪全般の対策や、警察権を行使できる立場にあった。アリスはその保安官助手であり、保安官代理でもある。

 つまり、彼が何らかの理由で不在している場合、彼女が代わりに事務処理を行わねばならないのだ。


 法執行部は、保安官が席を空けてる率が高く、ちらほらと助手だけがデスクに座り作業をしていた。仕事の責任を取るのは保安官であるが、代理は代理で仕事に忙殺されているので殺気だっていた。イシュメールは、なるべく足音を立てずに自身のデスクへと歩いていく。


 そんな折、イシュメールに代理から声がかかる。青のシャツに、度数が高いべっ甲眼鏡、華奢な体つきはどこか頼りなさげだ。額には汗が滲んでいた。


「イシュさん、スターさん見かけませんでしたか?申請書類が通らないんです。」


 困り果てた代理の男はイシュメールへと助けを求める。その目的の男は、イシュメール自身も探しているため、苦笑いしてしまう。虫の予感は大当たりだった。


「ピップ。それは保安官の印鑑が必要な書類だろ。俺に渡せ、こっちで通して後でお前に渡す。」


 イシュメールは、手を差し出して書類を受け取った。その数分後、アリスから膨大な書類を渡される羽目になった。ピップが困っていた申請書類の類である。なるほど確かに彼も焦るわけだと虚空を眺めた。

 イシュメールは机に突っ伏して頭をかき、どうしようかと考える。現実逃避の時間だ。目の前には、山積みとなった未決裁の書類がダース単位だ。全て彼のサインを必要とするものばかりである。一番面倒なのは、予算案だ。数値が間違ってたら捜査局での仕事ができなくなる。


「はい、コーヒー。」


 アリスが彼の状況を見かねて、差し入れをしてくれた。彼女は、イシュメールの横にマグカップとクッキーを置くと、彼の左手に触れる。


「この後。昼食一緒に行かない?」


 何も考えていない顔で、紙に筆を走らせ続ける。イシュメールの答えは決まり切っていた。


「無理だ。」


 恐ろしいまでに間髪入れない返答に、アリスは顔をしかめる。断るにしても少しは考えてもらっていいじゃないか。イシュメールは、書類に目を通しながら話を続けた。


「スターバックが来たら、こっちに来るよう伝えてくれ。差し入れ感謝する。」


 アリスは、小さくため息をついて、踵を返した。これ以上自分が何を言っても作業の邪魔にしかならない。保安官としての仕事が始まった。

 だが、彼の仕事はそれだけでは終わりはしなかった。クイークがせっかく話してくれたのだから、もっと聞いておけばよかったと後々になってイシュメールは後悔した。





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