第7話 断酒3日目
断酒3日目の夕方だが、酒を飲みたいという欲望は無い。覚醒剤より依存性が強いと言われてる割には、案外余裕だ。
書くことがない。さっきまで、ただベッドの中でぼーっとしていた。白い天井を眺めていた。俺は無を感じた。
読んでくださる方には感謝している。だが、俺はカクヨムでの活動に正直飽きている。最近は音楽活動の方が楽しくて。
特に書きたい事が無い。
金も無い。
たまに俺は4時間くらいの単発のバイトをしている。今日もしてきた。疲れた。
子供の頃、今より生きてて楽しかったのは、何事も未体験だったからだ。大人になって色々知ると心が働かなくなり、目が死ぬ。
満員電車に乗ってるリーマンの目は大抵死んでいる。
都会に行く機会が最近あった。人間が多すぎて邪魔だから全員死ねばいいのに。
でも全員殺してたらキリが無いから俺が死ぬしかない。
俺が死ねば、この世界は滅ぶ。俺の主観的な人類は滅亡する。
それでいい。
他人を殺害すれば法で裁かれるが、自分を殺害した場合は法に問われない。
別に俺は良い人じゃない。
対話や意思疎通を避けたいから全人類死んでほしいと内心思って生活している。理解者は最小限でいい。
自分勝手なクズだ。
対話らしきものを交わしているが、対峙しているわけではない。
争いたくない。喧嘩したくない。面倒だから。
人間が好きじゃない。心の裏で全員汚いこと考えてるから。自分さえ良ければそれでいいから。
俺にも当てはまる。だから俺は死ねばいい。
明日から最強寒波が来るらしい。不要不急の外出は控えよう。俺はそもそもアパートからあまり出ないので関係ない。
俺も人類だから意味もなくイライラすることはある。イラついた時はタバコ吸って落ち着く。
外から子供の甲高い笑い声がする。俺も子供に戻りたい。今も子供みたいな生活してるけど。心が荒んでしまった。子供の頃は純粋だった。
くだらん。
人身事故は今日も多発した。
総武線
西武線
中央線
どんだけ飛び込むんだ。
痛覚を遮断する薬にモルヒネがある。モルヒネを打った状態なら電車に轢かれても痛くないかもしれない。モルヒネってどうやって盗めばいいんだ。或いはどうに作るんだ。北海道の北部には大麻が自生していると専らの噂である。
お前には俺が1人に見えるのか??
ある時は読者と一方的にキスして結婚して赤ちゃんを作るという変態な一面を見せ、またある時は人類滅亡を願うという凶暴かつ冷酷な一面を見せる。そんな俺が1人に見えるというのか?
河出なつみ可愛い。
もう最近の俺の文は自暴自棄だ。どう思われようがどうでもいい。パソコンの画面に向かってタバコの煙を吐いた。
米を炊いた。そろそろ米が終わる。米は親戚がいつもくれる。
酒の代わりに安いブラックコーヒーを飲んでいる。カフェインを摂取すると元気になる、らしい。俺はカフェインの効果は一切感じたことが無い。
(カフェインの覚醒・興奮作用は、「自律神経の働きを高める」「集中力を高める」「体内の老廃物を排出する」などの効果に言い換えられます。 コーヒーそのものが持つ脂質の吸収をおさえる効果に、カフェインの血流促進作用が働くから、ダイエットにうってつけの飲み物になるんです)
↑
ネットの引用。
コーヒーがダイエットに効果があるとは知らなかった。これからは毎日コーヒー飲むか。
別に強がりでもなんでもなく、俺は孤独が1番合っている。1人で漫画読んで音楽聴いて配信見てゲームしてるのが楽しい。
仲間なんて少人数で充分だ。
俺は「人脈」という言葉が大嫌いだ。人はモノじゃねえんだよボケ。くたばれ。
続く
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