第3話 ほかほかライスちゃんとの甘い生活!
今日、俺がパチンコ屋に行こうとしたら、ほかほかライスちゃんが「わたしも行く」って言ったから、2人で一緒にパチンコ屋に行きました。
服装は、2人ともパジャマみたいなスウェットでした。底辺感がやばかった。平日の昼間に、スウェットのニートカップルが2人で並んでパチンコを打つという。でも、そういうカップルはたまに見かける。俺がパチンコ屋でバイトしてた時もよく見かけた。こういうデートも良いなと思いながら見ていた。
俺とほかほかライスで並んでパチンコを打った。俺は負けまくって金が溶けたが、ライスは1万円も勝っていた。ライスは結構、豪運の持ち主です。ちなみに俺もライスも、まどマギの台を打った。
「魔法少女まどかマギカ」ってアニメ知ってますか? それの台です。まどマギの中だと、さやかが好きです。青い髪の子。
ライスは、俺の影響でパチンコとかパチスロにハマってしまった。俺はギャンブルが好きで、パチンコとかパチスロはかなりやる。俺のせいで、ライスがクズになってしまった。もうだめだ。取り返しがつかねえ。
あと、ライスは結構オタクである。深夜アニメに詳しい。俺も昔は深夜アニメをそこそこ見てたが、今は全く見ていない。ライスは声優になりたいと思ってた時期があるらしい。
(全て憶測)
打ち終わって、パチ屋を出た後は、家に帰って、2人でだらだらしていた。
2人で海外ドラマを見ながら、一緒に酒を飲んでだらだらしてたら、いきなりライスが立ち上がって、台所に向かった。
いきなりどうしたんだろうと思ったら、ライスは包丁を取り出して、いきなり自分の手首を軽く切った。
「えっ、どうしたん?」って聞いたら、ライスが俺のところまで近づいてきて、
「舐めて」と言ってきた。
これはたまに、ライスがやることである。リストカットして、出てきた血を、俺に飲ませようとしてくる。その白くて細い腕が、俺の目の前に差し出された。俺はほかほかライスちゃんの血を軽く舐めた。すると、ほかほかライスちゃんは小さく笑った。血は、鉄の味がした。
ライスは「Unknownに血を飲ませる事によって、わたしの征服欲が満たされる」的なことを言っていた。
俺も彼女の血を舐めるのは好きだ。ヴァンパイアになった気分になれる。
あと、俺は喫煙者なのだが、俺がタバコを吸ってる影響で、ほかほかライスちゃんもタバコを吸い始めてしまった。
あと、ライスは、寝顔がめっちゃかわいいです。俺はよくライスの寝顔をスマホで撮りまくっている。俺の写真フォルダはライスの寝顔ばかりです。
ライスのことが大好き。ライスと2人でいられて幸せだ。
ずっと一緒に暮らしたい。
ずっと一緒にいたい。
だけど、こんな俺に、ライスを幸せにできるんだろうか。いや、きっと幸せにしてみせる。
ライスの運命の人は俺なんだ。俺以外に誰が彼女を幸せに出来る? 俺以外に彼女を幸せに出来る男はいない。
大好きだよ。結婚生活たのしいね。
愛してるよ。
ちゅ
◆
ちゅ、なんてもんじゃねえよ。ゲロまみれのキスをあげるわ。あなたに。
チェンソーマンのエンディング曲にあったやろ。ゲロチューがどうのこうのって曲。あのちゃんが歌ってるやつ。
ほかほかライスちゃんのゲロを全て俺の口の中に流し込んでほしい。
ゲロでも絶望でも何でも受け止めて飲み込む。
最近の若者のトレンドは「ゲロチュー」だからな。
その辺を分かってんのか?????
熱く蕩けるゲロチューをしよう。
電車の中で吐きそうになったら俺の顔面に全部ゲロを吐いてくれ。
ほかほかライスちゃんのゲロは超おいしい。
◆
あとチェンソーマンは本当に面白い。アニメからハマって、漫画全巻買ったよ。
チェンソーマンに影響された小説をいつか書きたいと思ってる。
モンスターエナジー買いに近所の自販機行ってきた。モンスターはうまい。ほかほかライスちゃんのゲロもおいしい。
続く
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