第100話 緩和
「えーっとね、大体、、十分くらいあれば終わるよ。」
「じゃあ、教室の前で、待ってるよ。」
「ありがと。」
聡明が気を配った。
「月形はどうすんの?」
「あ、あー!私??私はねぇ、、うーんと、お家帰ろっかなぁって!」
携帯を触っていた月形が笑ってそう返答する。
「家で何すんだよ!」
「うーん、、ごろごろしたい、、寝たい!」
「まじかよ」と笑うみんな、俺もなんとか笑えた。
自然的な形でみんなに馴染んで笑えた。
そんな気がした。
良かった。
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