何よりも大事なもの。
第65話 穏和
明日からバイトなのにもう二十時だ。
本当はもう寝ていなきゃ行けなかったけど、ラーメン屋の後は一緒に国立庭園に寄った。
そこで二人でぼうっとしていた。
気づけばそんな時間で家に帰ってきた。
俺は急いで寝ることにした。
あぁ。父さんに、お休みと挨拶くらい言うか。
初めてこんなことを思えた。
父さんを身近に感じた。
一階に降りて、今朝の新聞を手に持つ父さんにおやすみと言う。
「おう。」
と父さんが言うので俺は少し気恥ずかしくなって隠れるように自室に戻る。
さぁ、寝るか。
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