第63話 不法移民擁護って何だ!

ゲル「海斗、ちまちま可笑しな者を粛清しても何も変わらないじゃないか、空しいね

   ぇ」

海斗「愛読書だった死帳で一人一人粛清した結果、何も変わらなかった。まぁ、米国

   のカード暗殺のようなことを死帳を使って行えば、世界を構築・支配できるの

   だろうが独裁と言う神の裏領域に陥り、恐怖の世界が訪れるのみ。正直、死神

   手帳の使い方に困惑している」

ゲル「弱気だな。確かに気に入らない者を粛清すれば簡単だろうな。しかし、魚の目

   凧の目だぜ。悪を粛清すれば次の悪が現れる。臭いものは元から絶たなければ

   堂々巡りだぜ」

海斗「臭いものは元から絶たなければダメ…か」

ゲル「知っているだろ、クルッタ人の問題」

海斗「ああ」


 川口市のクルッタ人問題は軽視される問題ではない。難民と言いながら日本で犯罪を犯してトルコに逃げ帰る。これのどこが難民なのか。彼らは常に日本人はクルッタ人に従え、と嘯く。川口市の侵略まであと少し。住民を追い出し、自治区を作り、支配する。馬鹿な政府を利用して、偽造パスポートや旅行者として家族や親戚を呼び込み、日本で子供を産み、子供を人質に定住権を得て、日本の社会制度を利用する。あとは生活保護で暮らせばいい。学校からも向かい入れられている。学校を支配し、日本思想を排除し、クルッタ人の思想と上下関係を教え込む。愚かな日本の団体・議員を使って外国人参政権を勝ち取り、結束票で議席を奪えば、次々に軟弱な日本人議員を凌駕し、屈服させていく。日本人はクルッタ人に支配され生きろ!これは戯言ではない。彼らは、大声で叫び住民を威嚇・恫喝し、地域から追い出している。


ゲル「移民に頼らなければ潰れてしまう企業など潰してしまえばいいのに。今時の高

   齢者は働くぜ。少なくとも若者よりは真面目だろう。安い賃金でこき使おうと

   しているのなら、立派な悪徳企業だぜ。潰してしまえ。こまりゃしない。政府

   も年金は年金、労働対価は労働対価として一緒にしないことだ。労働不足など

   言い訳にするな。農業は大変だが、仕事内容からして第二の人生に向いている

   面も多い。現に従事している健康な高齢者が多い。日本国民による農地の管理

   は自治体を巻き込み安易に貸与できるようにすればいい。休眠地で眠らせるよ

   り、自治体の収益にもなるからな」

海斗「ど・どうしたゲル」

ゲル「ああ、あ…。人間界に汚染されたようだな」

海斗「汚染か、まぁいい。クルッタ人の問題に偽造パスポートで入国している事例が

   あるな。入り込めば難民だと叫び、居座る。クルッタ人を悪人として決めつけ

   ると特定の人種を差別していると叩かれる。その裏では愚かな日本人女性がカ

   モにされ婚姻させられ虐待を受ける、逆らえば強姦される。川口市は崩壊する

   日本の姿の縮図だ」

ゲル「迫害されていると訴えながら逃げ帰る場所でもある時点で可笑しいだろう。日

   本文化を継承できたのは無闇に異人を受け入れなかったことだ。受け入れる際

   は厳格に審査することだ。世界から批判されればいい。電気自動車一辺倒が如

   何に愚かな事か何れは気づくだろう。島国日本はそれを待つことができる国力

   がある。馬鹿どもを一斉に粛清できるのが一番だが、その手立てがない」

海斗「私もそれで悩んでいた。死帳のように死神手帳を使わないでいたんだ」

ゲル「最初から気づいていたのか」

海斗「ああ、死帳のように片っ端に粛清すれば単なる殺人兵器だからな」

ゲル「ルールの中で生きるならまず、難民申請・仮滞在の厳格化が急がれるな」

海斗「それにクルッタ人が生活できている背景を探らないとな」

ゲル「解体業って資格や認可がいらないのか。積載過多や違法投棄、解体方法にも

   問題あるだろう」

海斗「奴らに仕事を任せている者に全責任を負わせる制度が必要だな。安価で仕事を

   請け負っていること事態、違法なことをやっているからできることだからな」

ゲル「正規を守るために違法業者には多大な罰則と保証を設け、億単位の保証金を自

   治体や行政機関が預かる規律を設けなければダメだな。そもそも運転免許は持

   っているのか、警察も及び腰じゃねぇのか」

海斗「言葉の壁を理由にしているようだが、分からない時点で排除する強固な姿勢が

   入国を厳格に出来るだろうな。外国人に甘い日本はもういらないな」

ゲル「で、どうする」

海斗「川口市の行政トップの粛清しかないだろう」

ゲル「待て、行政トップって市民に選ばれた者だろ。悪いのは市民じゃねーのか」

海斗「うぐ」


 行政がクルッタ人に甘いのは、賄賂が疑われる。またクルッタ人を利用して儲けている市民団体・企業の組織票が疑われる。腐った蜜柑は捨てるしかない。更生などと甘いことをしていれば、まともな健全な蜜柑まで腐らせてしまう。犯罪者が刑務所に送られるが更生など無理だ。朝から夕方まで働き、少しの余暇を過ごす。罪と向き合う時間などない。出所後の働き口がなく、再犯率がある一定数ある問題は大きいが、反省できない現状にも問題がある。明治時代のように議員は、名誉職にし、収益をあげないようにでもしなければ無理なのか、海斗の悩みは尽きなかった。

 ただ、はっきりしたことがある。外国人参政権を認めさせようとしている議員をターゲットにすることだ。国政はトップ争いに必死で、そこまで手が回らない。地方が無視される今、やりたい放題は地方から波が起こる。








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