第32話 隠れ里へ
「磯の香りだぁ」
バスを降りると海鳥の鳴き声が聞こえてくる。
薄雲がかかっていたが、秋晴れの良い天気だった。恵は伸びをしながら嬉しそうに声を上げる。
キュロットスカートにカジュアルなトレナーを彼女は着ていた。
目の前には小さな漁港の防波堤がある。
路線バスの終点、村役場のある海嶺村本地区は海のすぐそばで、後ろには半島を構成する山が迫っていた。
「何にもないのな」
狭い土地に古い家並みが並んでいる。
ここまでは地下鉄で若葉市まで出て、そこからJR貝岸線で浜崎駅まで行く。浜崎駅前で大潮町までの路線バスに乗ると、さらにバスを乗り継ぎ、ようやく海嶺村にたどり着くのだった。
待ち時間も含め所要時間は三時間を超えた。
「直通もないなんて不便すぎるだろう」
一刀の率直な感想だった。
始発の地下鉄で南風市を出発しても、海嶺村着は十時半過ぎだった。
一刀はクーラーを持っていれば釣りに来たように見えるいで立ちだ。肩に下げた刀を入れたケースが釣竿を入れているようだった。
「すいません。私は免許も車もありませんから」
「彩さんは悪くありません。私たちだって原付がやっとですし」
「自動二輪免許くらいほしい」
「JESにいたら、免許証くらい作ってくれそうだよね。私も乗りたいかも。移動手段があると便利だし」
今までは自転車だったが、天体観測の時にも使えそうだ。
「だな。銃器の所持が可能なら移動手段の免許くらいなら簡単に作ってくれるはず」一刀の言葉に恵も同意する。「それにわざわざ公共交通機関使わなくたって、出雲さんや大場さんに頼めば車くらい出してくれただろうに」
「ヘリで送ってくれたかもよ。報道番組作成とかの名目で」
「申し訳ありません。今回は心苦しいのですが、JESの方々には内密にしたいのです」
「通信機は置いて来いっていうのは、そのためか」
「確証のない事案でしたし、大人数で押しかけるわけにもいかない場所でしたので」
「オレ達はいいのかよ?」
「知りたいでしょう?」
「当然だ」一刀は腕を組み胸を張る。「だが、以前のようにオレたちが監視されていたらどうするつもりだったんだよ」
「その時は仕方ありませんが」そう言いながら彩は尾行があれば、誰であろうとまこうと考えていた。「専用の通信機がなければ、位置の把握は難しいと知りましたから」
あとはスマホのGPS機能さえ探られなければ大丈夫だろうと考えていた。
「まあ、なんかあっても連絡は取れるからいいか」
「何もあってほしくないけれどね」
「天地関連だと、そうそう簡単には行かないかもしれねぇがな」
霧双霞を持参している一刀は腹をくくっていた。
「覚悟しています」
恵は苦笑いする。
「改人とやらも出ましたしね」
「改造人間だろう。略すな」一刀は彩に突っ込む。「FBトリガーの動きなんてオレ達には分かるわけがない」
「それにしても、バスの中にお客さんいなかったね」
「釣り客がいなければ、紅葉シーズンでもないかぎり観光客もめったに来ないんじゃないか。眺めがいいだけの田舎だしな」
晴れていれば若葉湾を一望することが出来、遠く大鳥島まで見ることが出来るらしい。
「お店もなさそうだね」
あってもよさそうな釣具屋も食堂も見当たらない。
恵が堤防に上がると若葉市の工業地帯が遠くに見える。
子供の姿はなかった。若い三人連れが珍しいのか、時折見かける人々に観察されているようにも感じられた。車通りもほとんどなく信号機が見当たらない。自然の音しか聞こえてこなかった。
海嶺村の人口は五千にも満たない。アクセスも不便で県内でも有数の過疎地帯だ。
海に面していたが、養殖業の盛んな大潮町や浜崎町と比べると漁港にも恵まれず、開発からも取り残されている。唯一、昔から盛んな工芸の里として知られているのみである。
現在、村は大潮町、天霧町との合併協議が進められているが、天霧と大潮の主導権争いが続いており、将来的には合併するのだろうが交渉は難航していた。
「お弁当は作っていますよ」
彩は肩から下げたショルダーバックを軽くたたく。
彼女はジーンズ姿で洋装が新鮮だった。
お弁当という言葉に恵は目を輝かす。
「ちょうど集落に着く頃にはお昼になると思いますし」
「まだここから移動するのかよ……」
「ここからバスに乗って、それから少し歩きます」彩は平然とした口調で言う。「隠れ里のような場所ですから」
バックのポケットから地図を取り出し彩は位置を示す。
今いる本地区とは反対側、外洋に面した戸氷地区の手前にある場所のようだった。スマホで検索すると確かに集落がある。
「不便すぎだろう」
「限界集落?」
「そうですね。当時から秘境、たどり着くことが困難な場所とされていました。天地の隠里となどと噂されていたこともございました」
「そんな場所があったんだ」
「海嶺村が工芸の里といわれる所以であります。天地様の隠居先がそこでありました」
「あんたは何度もここに来ているのか?」
「初めて来たのは天地様がお亡くなりになられた後、しばらくしてからです。回数は多くはありません」
彩自身、様々な要因から百年以上、ここに来ることは叶わなかったという。
「そういえば和住宮司も海嶺村の出身だって言ってましたよね」
「三行神社のルーツがここいらにあるとかって、龍玄寺のじじいも言ってたな」
「よくご存じで、完江は里の出です。和住の家は今の当屋の里のまとめ役を担っています」
「とうや? ……もしかしてあいつと関係あるのか?」
「どうなのでしょう。確かに里にも当屋家はございましたが、今は絶えてしまっています。ですが、それも確かめたいと思っています」
「あいつがいる可能性は?」
「里はランネルドとは関係しておりませんよ。ただ、一刀さんたちのお会いしたトーヤは縁者である可能性も否定できません。当屋の里には一振りの刀が伝えられているはずですから」
「ウキクサか?」
「よくその名をご存じですね」
「『地』が話していたからな」
「本来、『萍』と、このように書きます」
ペンを手に地図の脇に書いてみせる。
「読めねぇよ。それにウキクサって刀に付けるような名じゃないだろう」
根無し草とか軽いものに聞こえてくる。
「天地様が命名していましたので、私には理由までは分かりません。それに里にあるのは剣山虎月です」
「剣山虎月? じゃあ、ウキクサはどこにあるんだよ?」
「天地様の死後、行方知れずにございます」
「結局、謎だらけかよ」
「まあまあ、行ってみようよ一刀クン。せっかくの彩さんのお誘いなんだから」
恵は彩と並んで歩きだす。
「お前はお気楽でいいな」
「なんか言った?」
恵が振り返る。一刀は首を横に振るだけで何も返さない。
バス停で並んで楽しく会話を続ける彩と恵の後ろで、彼はだるそうにバスを待つのだった。
「彩様におかれましては、息災のようで何よりで御座います」
老人は恭しく彩に頭を下げる。畳に頭を擦り付けんばかりだった。
年齢は九十を超えているという話である。
恵と一刀は彩の案内で里に着くと、ひときわ大きな古民家にお邪魔していた。
本地区や戸氷地区を周回する村営のマイクロバスを降りると、舗装はされていたが戸氷地区へつながる名ばかりの県道をわき道にそれ、車が行きかうのがやっとの道を一時間近く歩く。しばらくすると道は行き止まりとなる。そこは十軒ほどの古い民家が立ち並ぶ小さな集落だった。
周囲を山と森に囲まれ、隠里と呼ぶにふさわしい場所であった。
「ご連絡さえいただければ、お迎えに上がりましたものを」
通された居間で、彩は和住家の当主と向かい合う。
少し下がって恵と一刀は座っている。一刀は胡坐をかいていたが、他は正座だった。
「それには及びません。心遣いありがとうございます。霊山殿もお元気そうで何よりです」
彩は笑顔で応える。
さも当然といった彩の態度が一刀には鼻につく。
「息子、完江は彩様のお役に立っておりますかな?」
「息子? もしかして宮司さんのお父さんなのですか?」
恵は驚く。
「そうです」左斜め後ろの恵に頷く。「完江殿はよくやってくれています。助けられていますよ」
「それは何よりで御座います」
「祭の時は、替え玉の話をしても何もしないから、キロウに内通でもしているのかと思ったけどな」
ボソッと一刀は呟く。
「あれは私が指示したこと。すべては試練のためでした。責は私にあります」
「獅子は我が子を千尋の谷に落とすってか?」
「彩さんはちゃんと謝ってくれたんだよ。何ともなかったんだから、もういいよ、一刀クン」
「殺されかけたってのにかよ」
「私は恵さんを信じておりましたから」
「彩さん」
恵は彩の言葉に感動しているようだった。
「物は言いようだよな」
「もう」恵は頬を膨らます。「いちいち水を差さないでよ」
「へいへい」
「失礼ながら彩様。後ろのお二方は?」
「私のお友達です」
彩の言葉に一刀は顔を歪めていたが、気付かないふりをして彼女は二人を霊山に紹介する。
「左様でございますか」
霊山老は何か思うところはあるようだったが、その表情からは伺い知ることはできない。
場を和ませるように茶運び人形がお茶と茶菓子をそれぞれに運んでくる。
一刀と恵は先日のこともあるので身構えてしまったが。
「その御仁の話からすると、大祭で何かあったようですな」
「龍神は去りました」
「それは……真にございますか?」
龍の伝承はこの里にも伝わっているようだった。この老人はどこまで龍のことを知っているのだろうと恵は思った。
「三行の儀は成就されたのです」
「あの~、彩さん。霊山さんは龍のことを知っているんですか?」
「天地様のお弟子様の御子孫です。龍の力のことは伝わっています」
「その力、稀なるもの。禁忌を犯し触れることなかれと伝え聞いております」老人も応える。「真にあったのですな。さすれば先だっての根府屋で起きた崩落も関係しているのではありませぬか?」
「その通りです。力を失い抜け穴も崩壊したようです。こちらでも何か起きてはいませんか?」
彩は霊山に頷きながら、凛とした声で訊ねた。
「そうですなあ」霊山はしばし考えこむ。「関係あるかどうか分かりませぬが、十日程前に社に祀られていました観音像が消えました」
「あの観音像が、ですか?」
「はい。忽然と消えました」
「盗難にあったのですか?」
恵は神仏窃盗が起きたのかと思った。
「警察には知らせたのですか?」
「状況からすると窃盗ではないように思えました。まさに消えてしまったのです」
「どういう事だよ?」
「見て頂いた方がよろしいかと思われますが、よろしいでしょうか?」
彩が頷くと霊山はゆっくりと立ち上がる。
雑草の生えた未舗装の細い道を、老人を先頭にゆっくりと歩いていく。
「里の人方々は彩さんのことをどれくらい知っているんですか?」
恵は耳打ちするように小声で彩に訊ねる。
「ほとんど知りませんよ。宮司もですが、三行神社の巫女として敬われているのではないかと思います。この里の方々は天地様の遺言に従っているだけにすぎません」
聞かれてもかまわないのか、彩はトーンを落とすことなく答える。
「なんだよ、それ?」
「天地仁左様亡きあと里に何かあった時は、風上の三行神社の巫女を頼れと、ご先祖様は言われていたそうです」
霊山が答えてくれる。
その昔、里に飢饉や災害が起きた時、手を差し伸べたのが三行神社であったという。
「恩義ある三行神社からの願いであれば、何を差し置いても手助けせよと、ご先祖様から言い使っております」
「おかげ様で助けられています」
「わしらは、先祖が神社から受けた恩を返しているだけですよ」
「ずいぶんとまあ信用されているんだな」
「天地様のお言葉だからでしょう。私は必要な時に助力を得ただけにすぎません」
「そうだとしても彩さん、敬われていますよね」
農作業をしていた老人たちが手を止め、彩に恭しく挨拶しているのを見ていた。
中には拝む人もいたくらいである。
「私は普通に話をしているつもりなのですが、神託のように感じて下さっているのかもしれませんね」
「わしらにとっては、神の声ですよ」老人は平然と言うのだった。「十年前は田畑のことや暮らしのこともアドバイスしていただきました」
「たいしたことではありませんよ。それに私は十年前と見た目も変わりませんからね」
彩は苦笑しているようにも見えた。
「うらやましいかぎりです。わしらはどんどん老いぼれていくだけですからな」
「さっきのからくり人形は霊山さんが作られたのですか?」恵は訊ねる。
「昔の事ですよ。今は継ぐ者が居りません」
「宮司は?」
「あやつにも伝えてはいますが、不器用でしてな。それにその次が居りません。若い連中は全て里から出て行ってしまった。わしら和住の者だけではありません。守らねばならぬものがあるはずなのに、当屋や早田、堂兼も若い者は皆里を捨て出て行ってしまった。継承者のいた家は途絶えてしまっているのです」
「あれだけのからくり人形を作れるのでしょう? 後継者を募集するとか資料を残すこととかはしていないんですか?」
「相伝の技でしてな。何も残されなかった天地仁左様に、ご先祖も倣ったのでしょう。門外不出、村の外には出さず口伝でしか伝え聞いていないのですよ」
「設計図も無しにからくり人形作っているのか?」
一刀も恵も驚く。
「天地様のお弟子様の末裔ですからね」
「ご先祖は天地仁左様から伝え聞いた技とこの里を守ろうとしたのです」
「だとしても、なんでそんなもんにこだわる必要がある?」
一刀は呟く。
「それが天地仁左様への想いだったのでしょうな。からくりだけではございません。素晴らしい匠の技を伝えていかねばならぬと使命を胸に抱いていたのでしょう」
刀だけではない鉄砲や大筒の技は国でも随一であったとさえ言われていたと老人は語る。その口調は誇らしげなものだった。
「江戸の頃には戦のない時代となり、里もさらに衰退していったようです。才ある者は本地区だけでなく城下や町へと出ていったそうです。小さな里の事、人の流出は痛手だったことでしょう」彩は補足する。
「木工などの技で細々とやってきましたが、そろそろ引き時でありましょうな」
寂しげに霊山老は笑う。
「そう言ってる奴ほど長生きするよ」
「一刀クン、失礼だよ」
「励ましているのではないですか?」彩は恵に言う。
「そんなんじゃねぇよ」
「里は最後まで護るつもりです」
老人は頑なに言うのであった。
急な坂を上ると、その先に今にも朽ち果てそうな古びた社が見えてくる。
森の木に隠されていて、言われないと気づかない場所だった。
「車も入ってこれねぇな、こんなところじゃ」
「そうだね。人も住んでいないようだね」
「もしかしてここが三行神社の本社があった場所じゃないのか?」
「違いますよ」その場所はもう誰にも分からないと彩は言う。「この社は天地様が建てたそうです」
老人は鍵を取り出すと錠前を外し、閂を抜く。
社に足を踏み入れると、床がきしむ音がする。いつ朽ち果ててもおかしくない感じがする。
恵には微かに香水のような甘い香りがする。
「どうした、恵?」
「甘い臭いがしない?」場違いな様な気がする。
「いや、埃っぽい感じがするだけだな」
「気のせいだったかな……」
窓はなく社の中は薄暗い。老人はろうそくに明かりを灯す。
一刀と恵は手持ちのペンシルライトを取り出し社の中を照らした。
百五十センチほどの等身大の阿吽像が台座の上に立っている。その中央にも台座があるが、そこに像はなかった。
「あそこに観音像が立っていたのですか?」
恵の問いかけに霊山は頷く。
「動き出すとかは無しだぜ」
刀を入れてきた鞄から取り出したものかと一刀は考えてしまう。
「からくり人形の件もあるから、何が起きてもおかしくないよね」
撮影を開始しながら恵も警戒する。
入口で老人と並んで立っている彩は二人の様子に苦笑するしかなかった。
「観音像もこれと同じ大きさだったのか?」
「阿吽像より二回りくらい大きかったと思います」
「大きいですね。人がすっぽり入りそう。もっと小さいのを想像していたのに」
「ここは天音様を弔うための場だったのかもしれませんね。観音像のお顔がそっくりだったように思えてきます」
彩はそう言いながらパスケースに入れている天音の写真を霊山に見せる。恵が映した画像をプリントアウトしたものだ。
「この方は?」
「私の知り合いの女性です」
「左様ですか、これは確かに観音像のお顔に似ておられますな」
「ねぇ一刀クン。これ台座から観音像を引きはがしたんじゃないような気がする」
台座を見ていた恵が呟く。
「盗まれたとかじゃないっていうのか?」
「盗むにしても破壊するにしても、三体ともじゃないかな? 私は観音像の中が空洞か、何か入っていたんじゃないかと思うの。台座の中ほどはコーティングされたようにきれいだけど、残っている木片は外側に向かって広がっているわ」
恵は立ち上がると、阿吽像や壁にライトを当て注意深く見て回る。
「やっぱり。ここに木片が刺さっている」
少なからず破片が飛び散ったのだろう、観音像のであろう木片が壁側からも見つかった。
それ以外にも「砂?」
床に落ちていた物に指で触れるとザラザラする。匂いはなかった。
「ここって最近、掃除とかしましたか?」
恵は霊山に訊ねる。
「しましたが?」
「何か変わったこととか……そう粉みたいなものとか破片が落ちていませんでしたか?」
「悪さをしたものがいるのか、砂が撒き散らかされておりましたので、掃除しております」
観音像が消え、その後に床一面に灰色の粉が落ちていたという。
「それはどこに?」
「掃いて外に捨てております」
「体は何ともありませんか、お爺さん?」
「意味が分かりかねますな。何か毒でもあったというのですかな?」
「ただなんとなく」香水の匂いがしたとは言わなかった。
「ここって元々鍵がかかっているよな」一刀は考える。「観音像が無くなった時も鍵がかかっていたのか?」
「掛かっておりましたな」
「じゃあ中に入れないし、持ち出せないよね」
「鍵は誰かが持ち出したりしていなかったのか? 合鍵とかは?」
「合鍵はありません。当家で保管管理しており、誰も持ち出してはいないはずですな」
「それに盗むなら台座ごと持って行くだろうな。壊して持って行くなんて、価値を損なうだけだ」
大きさを考えると複数でやらない限り、運び出すのも難しそうだ。
「なかに何かが入っていたって考えた方が自然かな。それが爆発したか、動き出した?」
「何が入っていたっていうんだよ?」
「私に訊かないでよ……分かるわけがないじゃない」
「確かにどうにも盗み出されたとかそんな感じじゃないな。格子扉だから密室とはいいがたいが、腕が入る程度では愉快犯的な破壊目的じゃない限り、こんなことやる意味がない」一刀は彩を見る。「なあJESでも調べてもらった方がよくないか?」
彩は結局、二人の様子を見ていただけだった。
「そうですね」彩は厳かに言う。「その前に剣山虎月を確認しましょう」
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