第7話 からくり師と呼ばれた男
天地仁左(?~一二九八年)
生まれも出身地も不明。没年にも異説あり。
他の文献では、当初は剣山と名のっていたという。
国坂家の重臣であったが、歴史に名が登場するのは四十歳を過ぎてからで、それ以前の生い立ちは不明である。
当時としては珍しい医術の心得があり城主に召し抱えられたとされる。医術のみならず、治水や築城、開墾にも携わり、海葉の里(風上町)の発展に寄与する。また兵法にも長けていて多方面で才能を示した。
民衆からはからくり仁左とも称された。
天地の作とされる刀などの武具や工芸品があり、岩鋼山や瀬羅湖、海嶺村にも天地の逸話が残されている。
そのため、天地衆という集団であった説なども存在し、実在の人物か疑問視する声も出ている。謎多き人物である。
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