RW-ジェダ

RW-002 ジェダ

ジェダの開発経緯は帝国と共和国との兵力差を跳ね返すために開発された兵器である。

最初は火力を極限にまで強化したマシーンも考えられたが機動力がなく、ただの的になってしまう可能性が考えられ、パイロットの戦死率が高くなると結論付けられた。それで機動力に特化し攻撃が当てにくい機体を産み出すことが我が国の国力不足を補うと考えられた。

そこで生まれたのがジェダである。

ジェダは比較的低コストで量産が可能な事と機動力が一定以上あることで量産が決定されたが、弱点も多く、問題があるRWだった。

 一つ目は機動力を高めてしまった弊害でエネルギーを多く使ってしまい継戦能力があまり高くないということだった。戦場では1時間も継続して戦闘が出来ないと想定された。

二つ目は装甲の薄さである。

この原因は我が国の資源が関係している。

我が国はあまり鉄が取れず、輸入が主である。

ジェダ一機のために貴重な鉄資源を多く使うと量産は出来ないという状況になりかねないので仕方なく装甲は薄くなってしまった。

その対策として速やかな鉱山拠点の制圧を希望する。

 その二つの欠点があるとはいえ、性能は圧倒的なので量産が決定された。

エースパイロット達はおのおのカスタマイズして戦場に出ている。このカスタマイズしやすさも長所と考えられる。

 ジェダの開発は新兵器開発にも大きな影響を与えた偉大な機体である。

新たなRWもジェダをベースに色々と考案されている。しかしまだ生産には至っていない現状、しばらく主力RWはジェダになるだろう。

報告を終了する。

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