RW005ユダ

RW005ユダ    




ユダはRW004の継戦能力の低さと装甲面の改良と武装増加を目的とした機体である。RWは機動力を重視するあまりエネルギーを多く使い継戦能力があまり無いのが弱点だった。そして装甲の薄さ、薄いと言っても通常の戦車程度の砲撃ならびくともしないが蒜生の主砲が直撃すると撃沈されるといった問題もあった。そして武装の少なさである。




起動力を追い求めると内蔵武装を減らさなければならないのはしょうがないことではあるが、装備武装もハンドガンタイプでなければ機動力が少し下がってしまうのも欠陥と考えられた。そこで●●を搭載するのはどうかという意見が出た。倫理的にあまり使いたくは無かったが実験機である●●●では大きな機動力向上が確認できました。




判断は上層部に任せます。




 ユダは●●を搭載した事によりRWの弱点であった継戦能力と装甲面を向上に成功。そして機体からエネルギーをチャージしても●●のおかげで2時間の連続戦闘が可能と素晴らしいエネルギー効率を実現。そしてRW004では機動力が低下する問題で見送っていたライフルタイプの射撃兵装やバズーカなども装備可能に。●●の凄さがよく分かる結果となった。




 RW004との模擬戦では二機からの攻撃でも致命傷にはならず、装甲の強固さも証明できた。しかし、装甲の重量が重くなってしまったためRW004の移植はRWの長所である機動力が半減してしまうのでナンセンスと考えられる。




 そして攻撃面はライフルでは二発バズーカでは一発でRWの破壊に成功。恐ろしい火力だ。蒜生ならバズーカ三発もあれば十分と想定。




そして機動力があまり低下しないことも考えて追加兵装も装備可能と考察、追加兵装の開発資金を希望する。




だが弱点も存在する。●●の製造コストが尋常ではないため量産には不向き。エース向けの機体となるだろう。




そしてもうひとつ機体内部の機材の影響で高熱に弱いと言うことが上げられる。温暖地での運用は不向き。




だが逆に寒冷地には強いので北方戦線にぴったりだろう。




テストパイロットの●●●●いわく革命的な機体らしい。




だが性能が上がりすぎて制御しにくいという声が上がったのでサポートAIを搭載。これで制御は少し楽になると考えられる。これでも駄目な用ならリミッターを搭載する。




 




機体の名前ユダは●●の搭載するいうアイデアをくれたユダ博士から。




報告書終了




 




ユダに●●を搭載して本当に良かったのだろうか

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