第20話なんだかんだと忙しい💦のです
長女の専門学校の卒業式
前日仕事が終わってから彼のアパートに向かう
長女のアパートに泊まろうかと思ったが卒業式の朝早く袴の着付けに行くから鍵を預かる訳にもいかず(卒業式が終わったら謝恩会に行くからアパートには夜まで帰らないと言われた)会場に行ってもそんなに話す時間も無さそうだった💦
そんな話を彼にするとこっちのアパートで良かったらおいでって言われたからその言葉に甘えることにしたのだ
仕事着から簡単に着替えて次の日のスーツ持参で長女の住む街へ車を走らせた
ちょうど彼のアパートから直線距離で卒業式の会場もある
こちらも鍵の心配があったけどカードキーで予備があるから預かる事になった
彼のアパートの前まで来ると連絡を入れる
空いてる駐車場に車を停めて夕食をとりに近くの居酒屋へ
普段はあまり飲まないようにしてるのだがこの後車の運転をする事も無いので1杯だけハイボールをもらう
適当にメニューからお腹の足しになりそうなものをチョイスする
色々な話をした
先週末は末っ子の中学校の卒業式だった事や定時制を受けることになった事
彼も引き継ぎなどで3月半ばまでこちらにいること
一旦帰って落ち着いてからアパートの解約などをすることなど
報告会のようになってしまった
こんな会話をしているふたりが周りからどう見えているのか気になりつつ
まぁ単身赴任中の夫婦が久しぶりにあってご飯食べてるくらいな感じかもしれないな
卒業式も無事終わり娘と少し話しただけであたふたと家に帰る
明後日は末っ子の高校の合格発表だ
彼にも簡単にメールを入れておく
私たちの付き合いはそんな感じに割とあっさりだった
2日後末っ子は無事合格していた
さて合格したものの今度は通学をどうしようかと悩まなければならない
帰りは私が学校が終わるのを待って連れて帰ればいいとして問題は登校時間だ
バスも電車もちょうどいい時間がない(田舎あるあるだ)
朝一緒に連れてきてもいいのだが時間をつぶせる場所もない
学校の近くでバイトができないか探してみることにしたけどどうも相性が合わなかったらしくお断りされてしまった
悩んでいたら彼から嬉しい申し出が
「午後からで良かったら迎えに行って連れて行こうか?」
「えっ?いいの?ほぼ毎日になるけど💦もちろん私が休みの日は私が送り迎えするし」
「いいよ。どうせしばらく家にいるんだから、ただしこっちの都合が悪い日はできないからね」
「それは前の日にでも言ってくれたらどうにかするから」
ありがたいことだ
こんな事言ってくれる人なかなかいないもん
大事にしなきゃ
バイトも家から割と近いコンビニでできることが決まった
ひとまず彼女が卒業出来るまではがんばらなきゃ💦
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます