第3話

「気に入った。実はキミのような

豪胆な人物に我が社の命運を託したいと

おもっていたんだ。社長を是非とも

是非ともお願いしたい」

ボクは突然の申し出にまったく驚かなかった。

なぜならボクこそがこのホテルの社長に

フサワシイト、かねがね思っていたからだ。

「条件は三つ。一つ目は給料百万円、二つ目は

美人秘書を二人つけること。三つめは終身雇用すること。

そしたら社長になってやるよ」

「給料は百万円でよろしいのですか」

「時給ね」

面接官たちがまた顔を見合わせた。

「結構でございます。それでお願いいたします」

「ボク知らないよ」

ボクはけん玉を始めた。

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