第3話 入学式

私は、相原美桜。

4月から高校生になりました。


クラス発表の掲示板で自分の名前を探した。


「美桜。」


と、私を呼ぶ声。

振り返ると私に笑顔を向けてこっちに歩いてきた。

「花ちゃん。」

と、春休み依頼の彼女との再会。

嬉しさがこみ上げる。

「同じクラスだよ。よろしくね。」

と、花ちゃんが言った。

「よろしくね。」

と、私も言った。


上原花は私の小学校からの親友だ。

花ちゃんは、背が高くて、ストレートロングの髪の毛で、風に揺れるといい匂いがしてきて、面倒見が良いおねえさん的存在。

花ちゃんがいるだけで心強い。


私は花ちゃんと教室に向かった。

教室に行くと、名前の順に席につくように言われて席についた。




私は窓際の一番うしろの席。

男女交互だから、私の前は男の子だった。


窓の外を見ると桜が満開できれいだった。


桜が窓から見えるなんて最高。


そう思っていたら、入学式が始まり体育館へ移動することになった。

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