応援コメント

Svegliare」への応援コメント

  • イベントから来ました!

    僭越ながら、応援させていただきますね❤

    ぺこり。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    そちらの作品にも、ぜひお邪魔させていただきます~~

  • 読み合い企画から来ました。タイトルはイタリア語ですよね。意味は確か「目覚めさせる」でしたか。原爆という恐怖でアメリカ人が日本人を「目覚めさせる」のか、それとも原爆自体が世界中に恐怖を伝えて人類を戦争の狂気から「目覚めさせる」のか……考えさせられる物語でした。ありがとうございました。

    作者からの返信

    遅くなりましたが、ご感想ありがとうございます。
    英語のawakeにも、ドイツ語のaufwachenにも、フランス語の se reveillerにもない独特のニュアンスといいますか、ただ「目を覚まさせる」のみならず、誰かを鼓舞したり、知恵を授けたりするという点が兵器という点で近しいものを感じ、タイトルに選んだ次第です。
    こんな今だからこそ、道具を使う「ヒト」の正義ばかりではなく、使われる「道具」にもきちんと目を向けてあげたいものですね。

  •  お招きいただき拝読させてもらいました。ひじょうに密で、2800文字とは想えませんでした。投下予定都市の変更と投下時刻から、こちらは長崎の方ですね。テーマが同じということで先にお読み下さったわたしの短篇とまるで対になるかのような作品。罪悪感や葛藤を覚えても淡々と任務を遂行していく「彼」のクールな無機質さと、わたしたちが知るその後の惨劇。事後をあえて描写していないことでより一層、「彼」にとっては軍務にすぎなかったことが浮き彫りになる終わり方です。
     兵器に人格があるのならば、きっと「彼」のようなのでしょう。
     一行一行に神経をとがらせて真摯に取り組まれたことがよく分かる掌篇をありがとうございました。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。

    実は投下当日に祖父が長崎から少し離れたところで勤労動員に出ておりまして。その時の情景を生前語ってくれましたので、それを思い出しながら執筆いたしました。
    今作で兵器を主人公に据えたのは、昨今の欧州中東事情を顧み、そこにあるのは人の(どんな形であれ)「正義」なのだという虚しさゆえのことです。もちろん小説的な面白さを狙ったのもありますが汗

    核の実戦投入には多くの人間がそれこそ正義・大義を抱えてかかわっています。こんな今だからこそ、深く知ることも大切かもしれませんね。

  • 自主企画「孤高の短編小説を称える本棚」から拝読させていただきました。
    戦争の「構造」を突き付けられたような感覚を覚える重い読後感を感じさせていただきました。また人と兵器の間で揺れ動く「彼」が人より寧ろ爆弾に親しみを覚え、爆弾倉を故郷と呼ぶ様に憤りを覚え、戦争の不条理を思わずにはおれませんでした。
    『その「情報量」の衝撃によって街ごと敵の拠点を壊滅させよ。』
    この辺りの表現に未だ読み解けていない解釈もあると感じ、二度三度と読み返し咀嚼させていただきたい警句にも似た作品と感じ入らせていただきました。
    この度は自主企画へのご参加に心より御礼申し上げます。どうぞ益々のご活躍を祈念申し上げております。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    「Dr. Strangelove」鑑賞後の不条理と不整合の感覚、マンハッタン計画、祖父の体験などをもとに、原子爆弾を中心に据えた物語を書いてみようと思い立ったのが執筆動機となります。
    しかし未熟さゆえに内容が抽象化し場面淡々と場面が進むのみとなり、分かりにくさを残してしまったな、と……汗
    ま、一つの経験として今後に生かしていきます。

    読んでいただきありがとうございました。

  • ずっと客観的な視点から描かれているので、共感する部分がなくてちょっと物語の中に入っていけなかったです。
    彼の想いや考えが描かれていれば、少し違うのかなと思いました。
    それがあることで、最後のオチがより活きてくるような気もします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    そうですね、内面の描写をもっと増やしてもいいかもしれません……。

    短編SFは初の試みでしたので、ご指摘ありがたく頂戴いたします。