第4話ウワサの美少女転校生
愛知県立山本山高校2年C組に、美少女転校生が現れた。
「九州からリハウスしてきました、白鳥美樹です」
男子は、白鳥の姿に見惚れていた。
放課後、担任の小園は、
「白鳥、部活の希望は?」
「わたし、帰宅部でいいです」
「もったいない。ほぼ帰宅部と同じの部活があるぞ。たまに、小遣い稼ぎになる部活が」
白鳥は、頭を傾げた。
「ミステリー研究会って言うんだが、思い出作りと思って。場所は社会科準備室」
「分かりました」
『すまない、白鳥。ミス研の奴らに脅されたんだ。入部させないとカツラだと言うことをバラすって!』
白鳥は恐る恐る、社会科準備室の扉を開いた。
バンッ!
何かの破裂音が聴こえた。
「私の後ろに立つな!撃たれるぞ。私の名はデューク・徳重。ヨロシク」
「よ、宜しくお願いします」
「ちょっとちょっと、姉さんや、アタスの肛門に軟膏塗ってくれんかの?ホレホレ」
グリグリッ!
「ヒンヤ~、アタスの肛門を金属バットでグリグリしないでぇ~」
「うるせぇ~、お前には木の実ナナがお似合いだぜ。初めまして、
弓削は、校内きってのイケメンである。しかし、白鳥は興味を持たず、
「初めまして、白鳥美樹です」
「な~んだ、今日のパンツは白かぁ~」
本町が静かに、スカートを捲っていた。
「きゃゃゃ~」
ドゴッ!ドゴッ!ドスッ!
本町はミス研の男性陣から暴行を受け、気絶した。
「初めまして白鳥さん。わたし、1年の吹上ひとみです。みんな、馬鹿ですけどいい人達ですよ。今日はみんな、舞い上がっちゃって」
ガラガラガラ
ゆっくり扉を開いたのは、会長の桜山だった。桜山は、白鳥を
「どうせ、こんな部活に入部しないでしょ?馬鹿しかいないしさ」
白鳥は数々のセクハラの洗礼を受けたが、
「わたし、ミステリー研究会に入部します」
ウォー!
ミステリー研究会の面々は、雄叫びをあげた。
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