ローカルニュース・雑記

第106話 公立高校の志願状況

　中学３年生にとって、この3月は卒業式と高校受験です。

　ぶっちゃけいうと……我々の時代とまったく違って驚いてます。

　何回か書いていますが、中等教育学校の存在。受験はありますがアホみたいな試験は課しません。じっくり６年間教育を行う学校です。

「なんだ、あのカワイイセーラーの制服は！」と思ったら新潟市立の中等教育学校の制服でした。中学校女子であの制服はうらやましい・

　もとい、高校の受験ですが、工業科より農業科の方が志願倍率が高いということは驚きでした。さすが農業県･･･農業科は女子ばっかりと以前も書きました。

　そして理数科です。

　長野県の高校の志願状況をみましたが受験校調整をしているのでしょうか。長野高校や松本深志高校の倍率はそれほど高くないのですが、新潟県の理数科はだいたい高い志願倍率です。

　メディカルコースに入って地域枠医学部に進学する（推薦での医学部進学に有利）という特色があるので、医師を目指したい人は、高校受験の段階から心に決めて理数科を受けるそうです。

　ただ、長岡高校は古くからの名門校ですが、すぐ近くに長岡高専（長岡工業高等専門学校）があり、高専は理系大学へ編入の実績高く、近年人気が高まって割を食っている感じです。その横で長岡大手高校の人気も高く、長岡地区は混戦状態のようです。この３校はすべて私服校というところが面白いですね。

　新潟地区はまあ偏差値とかなんとかのようですが、これほど同じ県で県民性が異なっているのは他に例を見ないと思います。