第23話 そんなに間違ったこと言ってるか、岸田総理
育休中者の学び直しのリスキリングで炎上した岸田総理
たしかに育休中は子育てに忙しい。それは事実である。
ただ、このような取組は新潟県が既にやっているのを見たことある。
「育休者の職場復帰支援」である。
女性医師が育休のあと離職するので、女性合格者を減らそうというトンでもなことを、東京医科大学でやって問題になった。
その裁判の弁護士は新潟県から国会議員になっているのは余談だが。
育休者職場復帰支援は最初は労働組合がやったらしい。県庁の職員組合が育休中者の意見交換会と先輩の復帰の話を聞くとして、託児所付きでやって参加者に好評だったので、参加者の県庁職員が職場復帰して事業化した。看護師の職場復帰支援は事業化され託児所付き学習会が新潟市内でたびたび広告に出る。
県庁職員は人事課が行っているそうだ。
以前も説明したが、新潟市はいわゆるM字カーブが欧米並みに消滅しつつあり、東京横浜より格段に女性職場復帰が進んでいる社会である。
問題になっているのは、L字カーブと呼ばれる職場復帰後に非正規雇用になる率が高いので、正規雇用に戻るか再就職するよう進めている。
それは深刻化する看護、介護人材不足であり、まずは育休者が離職しないで、元の職場に復帰してもらうこと。
岸田総理の説明はイマイチで、資格取得とかピントも外れていて炎上したが、やっている所は必要性に応じてやっているのである。
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