第14話 インバウンドとは

 中国では春節を迎え、というのは数年前まで春節というのはあまりニュースにもなりませんでした。

 知り合いに中国東北地方出身の中国人の方がいてハルピンの人と「春節には中国に帰るの~」なんて軽口を言ってた程度です。


 今まで東京の免税店は春節の頃は大変賑わっていましたが、ことしは閑古鳥です。それでは入国緩和とか言ってますけど。


 長野や新潟、北海道の冬リゾートはコロナ前の9割くらいまで観光客が戻りました。

 春節直前に、台北新潟の空路が開設されてたくさん観光客が来ました。

 今、大寒波が来て新潟は大変だと思うでしょ?実は、それ東京の発想なんですよ。

 寒気団の温度が低いほど、パウダースノーをもたらすのです。今は吹雪ですが、それが去ると、最高のゲレンデが待ってます。

 オーストラリアやニュージーランドの人達は、日本の雪、最高だぜ、ヒヤッハーになります。

 スイスとかドイツの人まで妙高スゲーとか言うんですよ。札束が降ってくるとみんな言うんです。

 長野新潟はインバウンドはオセアニアとか東南アジア、台湾方面をターゲットにしてたのです。


 まさに、アフターコロナで明暗です。


 中国をターゲットにしてた東京が「暗」

 長野新潟が「明」です。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る