ローカルニュース・雑記

第15話 スノーピークも賃上げ決定

　高級アウトドアブランドと知られるスノーピーク(新潟県三条市)は、ベースアップ3パーセント他様々な手当を新設して最大29%となる従業員の賃上げを発表しました。

　長野県白馬のリゾート施設やアウトドア需要の高まりにより、好業績に支えられ賃上げに踏み切ったそうです。実施は来月の2月から。この春の春闘を待たずに実施です。

　詳細をニュースで知ると、ぶっちゃけユニクロより良い内容だと思います。

　ベースアップは全従業員の賃金を一律に上げます。

　さらに職務職階ごとに手当を新設するので、成果を基本とするユニクロとは違い、従来型の日本型雇用の良い点を踏襲した賃上げだからです。

　私はかつての労働組合の経験から、これは大勝利のレベルです。

　さらにスノーピークの利点は、生産拠点を燕三条地域に置いており、生産拠点が海外にあるユニクロとは違って、為替変動のリスクも少なく、ハリウッド映画などでもアイテムが登場するなど、世界に誇れるメイドインジャパンの輸出製品が主力。

　ユニクロはアジアから輸入品がメインですから、そこが違っています。

　私が大学生なら、どちらかを選べと言われたら、迷わずスノーピークの社員を選びます。

　これからも賃上げ企業が増えるなら、日本経済はホントの上昇気流に乗るでしょう。