「白鳥の湖」の後、クラシック関連はちょこちょこ親が買ってくれ満足してましたが、ついに自分でレコードを買う日が来ました、中一だったと思います。

　これもチャイコフスキーのバレエ音楽「眠れる森の美女」でした、聞いたことはなかったけど、きっと素敵だろうと。

　ところが！

　すっかり期待を裏切られました、序曲の激しさに、華麗なメロディを想像していた私はショックを受けました。

　冒頭は、オーロラ姫の誕生祝いに招かれなかったカラボスの怒りを表しているのでしょう、猛々しくて好きになれなかった。他の曲もいまいちな感じでしたね。

　がっかりし怒り失望しながら思いました、ビートルズにすればよかった、と。

　もちろん返品もできないし、もやもやしたまま時は流れました。

　後にバレエ「眠れる森の美女」の舞台を見る機会があり、華麗な衣装や背景の中で流れる曲は素敵でしたが、やはり「白鳥の湖」の方がいいですね。「白鳥」の方はＣＤを買いなおしましたが、「眠り」はあれっきりです。

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