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デバイスを装着することで、具体的に何がどう変化したのかという部分が知りたいです。
その変化があってこそデバイスを作ったしまったことへの罪悪や葛藤、苦悩が際立つように思えます。
読んでいて面倒臭くなって(申し訳ありません)最初の設定は飛ばしました。それでも話は理解できたので、デバイス以外の設定はなくてもいいのでは、と感じました。
応援コメント失礼致します。「孤高の短編」企画から参りました。
短いながらも読み応えがあり、だんだんと空気が薄寒くなっていき、真綿で首を絞められるような展開はお見事としか言えません。
テーマもよくあるものながら、主人公がそこに携わっている、というのが目新しく、楽しませていただきました。
道徳・規範といった倫理に本来指標や答えはなく、成長する中で自己の裡に見出されるはずのもの。それを外部に求めるとどうなるのか……。
「何が善くて、何が善くないのか」というポリコレ的な思想が蔓延る現代の楔となる一作だと思いました。
自主企画「孤高の短編小説を称える本棚」から拝読させていただきました。
既に社会が直面している倫理問題に切り込まれる貴作は、教育に携わる身として大変興味深く読み進めさせていただきました。大きな時代のうねりにあって焦りを覚え貴作にあるようなデバイスに心動かされた時期もありましたが、やはりそれは生きることの強さを奪いかねない本末転倒の業とも思い直しておりました。
しかし時代は貴作が予言されるような過ちに向かう気配を感じ寒気を感じております。貴作のような警句に溢れる作品が多くの目に写り、活発なる議論の交わされることを願って止みません。
この度は自主企画へのご参加に心より御礼申し上げます。どうぞ益々のご活躍を祈念申し上げております。
地の文が多いのに、読ませる内容でした。
ディテールが曖昧なのも、逆に良い点だと思いました。
面白かったです。