第4話 4人はそれぞれ意思を持つ

「おお、皆様暗くなりそうで心配しておりました。」

「それで、ゴブリンは、、、」


村の入り口で老いた男が話しかけ、ゴブリンのことを尋ねてくる。

途中で止まったのは人数が減っていることに気づいたからだろうか。


「・・・今回はいつもの定期駆除の数倍の数がいた。」

「コマンダー、マジシャン、ファイターもおり、総数100以上だったが、撃退した。」

「その結果、二人が殉職することになった。」


隊長が答える。


「それは、それは、、、被害が出たこと何と言っていいか・・・」

「その、そちらの方は、、、?」


「領民を守るのが騎士団の務めだ。戦いで倒れるのも覚悟のうえ。気にする必要は無い」

「こちらは今回の戦いで手伝ってもらったハンターだ。この者がいなければ全員帰れないところだった。」

「この村に滞在するので手配してもらいたい。」


「そうですか。この村のために戦っていただきましてありがとうございます。」

「私は村長のゴドと申します。今日はゆっくり休んでください。」


「よろしくお願いします。それより騎士団の皆さんは怪我で疲れていると思うので今日は早く休んでは、、、」


悠樹は村長へ提案するが、騎士団を思いやってというより自分自身が肉体的にも精神的にも疲れ果てていたのと、

改めてこの世界や自分の状況を落ち着いて整理したいからであった。


「ユーキ殿すまないな。また明日にでも礼や今後について話させてくれ。」

「村長。悪いが明日は殉職したものの埋葬やゴブリンの魔石回収を手伝ってくれ。」


「かしこまりました。ですがお疲れのところ申し訳ないのですが至急相談したことが、、、」


「どうした、ゴブリンの脅威はひとまず大丈夫だぞ?他のトラブルか?」


「それが、村の周囲の見回りをしていた者たちが不審者を数人発見しまして、、、」


「不審者?どういうことだ、盗賊とかそういった類か?」


「いえ、それがそもそも言葉が通じないんですよ。いや通じるんですが片言というか・・・」

「今時共通語が話せないことはないでしょうし、かといってイスパニア語でもないようですし、、、」


(言葉が通じない?日本人じゃないか?)


「それは不自然だな。だがその対応も明日で構わないか?我々も正直休みたいのだ。」


「村人が不安がっておりましてなんとかならないものかと、、、」


面倒事は避けて早く休みたい騎士団と、騎士団になんとか対処してほしい村長で押し付けあう形になる。

悠樹はもし同じ日本人なら情報交換ができるのでむしろ話しがしたい。

しかもこの状況なら両者に恩が売れて一石二鳥ではという打算のもと提案する。



「俺はもう傷もいいですし、尋問と監視をしましょうか?」


「おお、お願いできるのですか。」


「食事と着替えをお願いできますか。あとは泊めてもらうのでその対価ってことで。」


「ユーキ殿、本来なら騎士団の仕事だが、、、」


「いや、俺がどうこうするつもりは無いですよ。今夜の見張りくらいと思ってください。」

「明日余裕があれば取り調べをお願いします。」


「そういうことなら、、、悪いな。」


(よし、村長と騎士団に貸しを作れたかな?)


村長に連れられて村の外れまで歩いていく。


「ではソーマ様こちらによろしいでしょうか。」

「ひとまず納屋に4人入ってもらっています。ソーマ様には申し訳ないですが今晩はこちらでも、、、」


「なるほど、、、分かりました。見張りですからね・・・」

「今晩はここで過ごしますよ。着替えと食事、体を拭く水か湯をお願いします。」

「あと、その4人には食事を出しましたか?まだなら用意してください。」


「分かりました。すぐに用意します。」


木の扉を開けると、馬の飼料が積まれ雑多な道具類が保管された倉庫のような場所に4人はいた。

男一人に女三人。年齢は全員16~20歳前後といったところか。


「あの、、、ここはどこですか?私たちを帰してください!」


「日本語通じなかったろ。ハロー?」


女の子が日本語で声をかけてきた。続いて男がそれを制して英語で挨拶してくる。

残り二人の女の子は一人は俯いて震えていて、もう一人は俺を観察しているようだった。


「ここはどこかは分からない。俺が教えて欲しい。」

「俺は日本人だから日本語でいい。皆日本人で間違いない?お互い知っていることを共有したい。」


情報共有を申し出たものの四人から得られた情報はほとどなかった。

四人の名前、年齢は、赤井烈(18)、佐竹紫苑(19)、成田茜(15)、上田美雪(19)。

全員、東京在住でおそらく同じ日時にこちらに飛ばされ気づいたら森の中だったらしい。

その後、村人に声をかけられよくわからないままここに集められていたらしい。


(俺だけ村から少し遠くてゴブリンと遭遇って運が無さすぎる・・・)


四人ともパジャマやトレーナーなどの軽装で寝ていたのであろう。

悠樹は綿のパンツにデニムシャツを身に着けこの世界でも通用しそうな服装だ。

更に戦闘を理由に着替えをもらおうとしているので現地人化に成功しつつある。


「とりあえず俺が一番知ってることが多そうだから、これまでの説明をするぞ。」

「まずここはたぶん2059年の日本じゃない。」

「VRゲーム世界か、過去か、異世界かとにかく俺たちの知る世界じゃない。」

「一応聞いておきたいんだけど、皆の認識では2059年9月22日深夜に寝て起きたらこの世界だった。」

「聖徳太子、藤原道長、元寇、織田信長、産業革命、太平洋戦争って単語分かる?」


「俺達が同一世界線から来たのか、それぞれ別の世界線の日本からかってことか?」


烈が質問する。


「そう。別にどっちだったとしても今の状況が変わるわけじゃないけどね。」


それぞれ知ってる歴史を言い合い、認識が同じことが分かる。


「話が逸れたな。まぁゲームじゃないとか、自分の世界じゃないとか、俺は俺なりの根拠や感覚で判断してるけど、

正直そんな細かい理由とかぬきにしても感覚でそれは分かるかと思う。」

「まず村人含め全員が英語を話して彼らは共通語と呼んでいる。」

「ここの世界の人たちと話してるとバレンシアやマドリードッて都市の名前が出たから、

場所としてはスペインの可能性があるけど、それにしては英語を使っているし、

旧王都がセビリアって言って、国はイスパニアということだから我々の知る世界ではない。」


「そして一番の違いは魔物がいる。それを倒す騎士団、ハンターという存在もある。」


「魔物!マジか!俺が主役の世界・・・」

「魔物ってなんですか!?」


烈は一人つぶやいて自分の世界に入っている。成田は悲鳴のように叫んで質問してきた。


「俺が見たのはゲームでおなじみのゴブリン。見た目のイメージ通りかな。」

「ゲームやる人いる?有名どころだと明王の餓鬼、ニーベルンゲンリングのゴブリンと同じくらいの強さくらいかな。」


「ビギニングファンタジーのゴブリンは?」


烈は悠樹が言ったゲームはやっていないのか別のメジャータイトルを挙げた。


「ビギファンのでも同じくらいかな。」

「ただゲームの攻撃受けたらHP減るって仕様じゃなく現実だから怪我をするし死ぬぞ。」

「攻撃がかすっただけでも痛みと恐怖で平常心でいられるかわからない。」

「ゲームの感覚のまま戦うと危ない。攻撃全部を防ぐか避けるかできないと戦わない方がいい。」


「knight&mercenaryで例えてください。」


烈に続いて意外にも紫苑も聞いてくる。

knight&mercenaryはPvP中心の1サーバー2万人のユーザーが、

1人の騎士や傭兵として5つの国同士の戦争に参加し統一を目指すというゲームだ。

死ぬとキャラロストするし拠点間のファストトラベルも無いという超硬派で、

プレイする人を選ぶゲームで女性プレイヤーは5%以下というものだ。


「比較的マイナーゲームだと思うけど、俺がやってると思ったの?まぁやってるんだけど・・・」

「佐竹さんもプレイしてるんだ?あれは魔物なんていないから比較が難しいけど・・・」

(紫苑?シオンって騎士でも上位階級の有名女性プレイヤー?本人?)

「名前の紫苑ってゲームも同名?ゲームの有名人本人?」

「もしそうなら剣技だけならゴブリンは問題ない。ゴブリンの上位種は剣技だけじゃ無理。」


有名人であるシオンの戦いはゲーム内で悠樹は目にしたことがあった。


「ゲームの魔法ありならなんとかなるかもしれない。」

「二人ともゴブリンには勝てると思うけど、やっぱりゲームと現実は違う。戦わないほうがいい。」


「魔法が使えれば勝てるんだろ?」

「魔法・・・」


烈と紫苑が同時に口にする。二人はそんなに戦いたいのだろうか。


「ゴブリンにも魔法を使うやつがいて、光の弾を撃ってきた。」

「木に当たったとこを見たけど、生身にあたったら骨折するかもしれない。」


「俺も戦ってるとき必死だったけど魔法らしきものが使えたかも。」

「検証は明日でもしようと思ってる。」


「ゴブリンもあんたも魔法が使えるんなら俺も使えるよな!」


烈はそういうと手のひらを開いて何やら集中する。

すると、ボッっと音をたてて手のひらの上に炎が上がる。


「キャッ!」


会話に参加していない女の子二人が小さく悲鳴をあげる。


「なっ!火の魔法!?とりあえず危ないから消してくれ!」


「大丈夫大丈夫。勇者としてこれくらいのコントロールできるって!」


悠樹は消すように言うも、烈は問題無いと涼しい顔で返す。


(いつの間に勇者になったんだ・・・でもいきなり魔法出せるか?)

(名前もなんか火の魔法使いそうだし主人公っぽい・・・)


悠樹は自分が死に物狂いでなんとか魔法らしきものを使ったが、

烈は一瞬で火を出すことに成功していた。


「魔法・・・私の魔法・・・)


紫苑も何か呟きながら人差し指を見つめている。

すると指先からバチッィという音を立て微弱な電気が発生する。


「二人とも一瞬かよ・・・」


(シオンとしてゲーム中でも雷魔法使っていたからイメージしやすいのか?)


悠樹はゲーム中で風魔法を使うことが多かった。

自分のイメージが魔法を使う際には重要なのかもしれない。


「二人とも魔法が使えることは分かったんだからいいだろ?」

「また明日ゆっくり試そう。室内だと火も雷も危なすぎる。」


「こんばんは。食事をお持ちしました。」


扉を開けると10歳くらいの子がお盆にスープやパンを載せて持ってきてくれていた。


「ありがとう。君は?村長に頼まれたの?」


「はい、私は村長のお世話をさせてもらっているラビといいます。」

「こちらがソーマ様のお食事です。あとの方はこちらです。」


悠樹の分はゴブリン討伐に貢献したからのなか、パン、スープに干し肉と干しリンゴが付いていた。

残りの四人分はパンとスープだけで具材も悠樹の方が多いように感じる。

受け取るときにラビは奥の四人の様子を不安そうに見て、その後でお盆のうえの干しリンゴに目が移る。


「ラビ、この人たちは大丈夫だよ。俺が見てるからね。」

「ところで、今日は何年の何月何日だったっけ?」


「?」

「今日は統一歴186年の9月22日です」


「そうだったね。ありがとう。このリンゴよかったら食べて。」


「あっ、いえお客様のお食事をいただくわけにはまいりません・・・」


「いや、戦いの後で全部食べるほど食欲が無いんだ。だからもらってくれるとありがたい。」


「・・・ありがとうございます!」


甘いものを食べる機会はあまりないのか随分喜んでもらえた。

ルビは笑顔で戻っていった。

見送り扉を閉めると4人がそれぞれ複雑な表情でこちらを見ていた。


「どうかした?」


「相馬さん、今英語で話しましたか?」


「ん?俺もラビも英語だったけど?


「私には日本語で普通に話しているように聞こえました。」


「俺も日本語で聞こえたけど?」


「どっちも英語で話してましたよ!」


「英語だったと思います・・・」


烈と紫苑は悠樹とラビの会話が日本語で聞こえ、茜と美雪には英語で聞こえていたのだった。


「やっぱり俺はこの世界に選ばれて来たから言葉も通じるんだ!」


烈が喜色を浮かべ興奮する一方で紫苑はまだ冷静だった。


「聞こえただけで、こちらの言葉が通じるかはわかりませんが・・・」



「二人は魔法も使えたし、なぜ二人だけが突然英語が日本語に聞こえたのかわからない。」

「これも明日以降検証だな・・・」

「とりあえず、食事にしない?正直結構お腹空いてる。」


全員それぞれの食事を手にし口にしはじめる。

塩味の野菜の入ったスープに固いパン、干し肉。

普段食べているものと比べると味はよくない。むしろ不味い。

お店で出てきたら二度と来ないかその場でクレームレベルかもしれない。

それでも度重なる戦闘で空腹を覚えていた悠樹は次々と口へ運んでいく。

10分かからず食べきって周りを見ると、四人はパンもスープもほぼ手をつけてなかった。


「美味しくないよね。でも食べた方がいいと思うよ。」



「こんな不味い食べ物よく食べられますね。」


美雪が不満げに文句を言う。

悠樹は気にせず伝える。


「この世界のことを知ってるわけじゃないけど、中世くらいの田舎の村だとしたら、

調味料も無いし、そもそも食糧が潤沢にあるか分からない。」

「村人以外の人に出せる精一杯なのかもしれない。」

「普段ここの皆が生きるために食べているものをあまり悪く言うものじゃないと思う。」

「そもそも俺達ってお金も無いし、寝床や食事って何も保障されてないんだし。」

「次にいつご飯食べられるか分からないよ。」

「俺の場合はゴブリンを倒したって実績があるからなんとかなるし仕事にもありつけると思うけど。」

「でも特に成田さんと上田さんは言葉も難しいでしょ?」

「明日からどうするか考えてる?」


「えっ!?相馬さんがなんとかしてくれるんじゃないんですか?困ります!」


「何で俺が上田さんの面倒をみないといけないの?」

「俺にものすごい余裕があれば、同郷のよしみでもっとサポートしたかもしれない。」

「でも俺自身、この世界で生きていけるかどうか分からないのに他人の面倒を見る余裕は無いよ。」

「君が困ろうが俺は知らない。君は自分で自分の生きる道を見つけないといけない。」


「なんで、なんで、、、大学に行ってバイトから帰って寝てたら知らないとこにいて、、、」

「意味分かんない。なんで私がこんな目に合わないといけないの!」


「泣こうが切れようが知らない。俺も他の三人も同じだよ。」

「この世界がどこかも、なぜここにいるのかも知らない。」

「考えても仕方ない。ここで自分で生き残る方法を考えていくしかない。」

「それで元の日本に戻る方法を探すのも自由だし、この世界で居場所を見つけるのも自由。」

「ひょっとしたらこの世界に無い知識を活かして一攫千金できるかもよ?」


「嫌だ!聞きたくない!」


美雪にとって理不尽で納得できない状況であった。

誰か自分を救ってくれる、今の境遇から解放を他人任せにし、

祈るように耳と心を閉ざした。


冷たいようだが悠樹は美雪のことは意識から切り離し他の三人に話しを続ける。


「そうだ、皆にお願いがあるんだけど。」

「この世界で俺達以外の日本人がどれだけいるかわからない。」

「それに異世界人の扱いがいいのか悪いのかもわからない。」

「俺は魔物被害にあった開拓村から出て街へ仕事を探しに行くソーマ。」

「そういう設定だから合わせてもらえると助かる。」

「あと、言葉通じなかったから皆は今のところ不審者扱いになってるから。」

「俺は監視名目でここにいるのでよろしく。」


「俺も街に行って冒険者になる!」


烈がそう宣言する。

さっきは勇者と言ってたし、ライトノベルに影響されているのだろう。

今の状況はたしかに剣と魔法のファンタジー世界と言えるかもしれない。

ただステータスやスキルなんて便利なものは無さそうであるが。

ひょっとしたらまだ知らないだけであるかもしれない。


「私も他の街を見たり他の人の話しを聞いてこれからを考えたいです。」


紫苑も自分の意見を口に出す。


「私もここは不便そうだし家に帰る方法があるなら探したい。」


茜も意思を表す。



「皆それぞれどうするか考えが決まった?」

「でも不審者が自由になれるかは分からないからね。」

「成田さんは言葉も通じないよね。」


「相馬さんはどうするんですか?」


紫苑が問いただす。


「俺?さっき言った通り街に行くよ。バレンシアが近いみたいだからとりあえずそこに。」

「助けたのが騎士団の人だったから市民権や仕事の斡旋もしてくれそうだしね。」

「それと移動方法はまだ分からないけど、魔物もいるし襲われたらどうなるか保障は当然無いよ。」

「その格好で何も持たず移動は厳しいと思うけど。」


「とりあえず相馬さんと一緒に行きます。」


「あ、俺も一緒に。」


「私は魔物とかとは戦えません・・・」


三人が勝手に自分の意見を悠樹に伝える。



「いやいや、さっき言った通り俺も自分のことで精一杯で皆のこと考える余裕は無いわけで・・・」



「魔法が使えるので魔物も自分で対処できます。」

「ゴブリンが出ても俺のファイアボールで焼き尽くす。」

「一緒の方が絶対安全だって。」


二人の魔法は検証していないがたしかに有効だと思う。

しかし悠樹は一緒に行った時の命の責任をとる勇気が無かった。

自分自身が自分の責任で力が足りず死ぬのは仕方無いと割り切れても、

自分の知っている人間が近くで不幸になるのは精神的に許容するのが難しい。

口では冷たく割り切った発言をしても、どうしても気になってしますのである。


「連れて行ってくれないなら言います。」



「?」



「ユーキさんが私たちの仲間だって言います。」



「いや、言葉通じるか分からないだろ。それに信じてもらえないんじゃないか?」



そうは言ったものの面倒なことになる可能性もあった。

最終的に悠樹が折れる形で妥協案を提案した。



「はぁ、分かった。とりあえず騎士団の人にうまく話すから話は合わせて。」

「あと本当に、道中なにがあるか分からない。自分の命は自分で守ること。」



「よっしゃ!相馬さんよろしく!」

「迷惑はかけません。」



「ええっと、成田さんはどうする?」



「私は、、、一緒に行きたいのは行きたいですけど、、、」

「言葉も通じないし魔物は怖いし、、、」

「それに、上田さんを一人にはできません!ここに残ります。!」



「この状況で上田さんのことまで考えられるって、成田さんはすごいね。」

「この村でなんとか生活できるよう話してみるよ。」

「英語もすぐ覚えられるよ!」

「それじゃあ、ひとまず今日は寝て明日に備えよう。」

「明日は魔法の検証に騎士団との交渉かな?」


話しがまとまると、指針ができたことでやる気が湧いたのか、

美雪以外は冷めた食事をとりこの世界で初めての睡眠をとるのであった。

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