第二章 精霊裁定国〜スピリトゥス・アルクス
第零節
ある手記による記録〜Ⅰ
〈これまでの登場人物〉
○メリア・アルストロ:この物語の主人公。自分を育ててくれた義兄を魔王に殺されたことから、強い復讐心を抱いている。
:涼華と出会い、魔王に再び挑むことを決めた。歪んだ死生観を持つ少女。
:魔法属性は雷。体術と魔法を合わせて戦う。
○風晴涼華:この物語のもう一人の主人公。現代を生きていたが、ある日をきっかけにこの世界へと迷い込む。
:夢で見た苦しむ少女の姿とメリアが重なって、魔王討伐に協力することを決めた。
:魔法属性は炎。また、自らの身体を
○ネリネ:第一章にて初登場。エルフの砂漠で民を護る『熱砂の騎士』として戦っていた。
:
:魔法属性は水。メリアが幼い頃、面倒を見ていた。
○ファルセット・ジャルベール:第一章にて初登場。エルフ王の娘でありながら、騎士として選ばれない人物だった。
:一章で騎士としての役割を果たし覚醒。メリアらとは一時的な協力関係にある。
:魔法属性は風。砂漠において絶大な力を誇る進化種、デザート・エルフの一人。
○モミジ:第一章にて初登場。何者かの手で砂漠より封印を解かれた。
:最終戦にてメリアらと激突。呪いに体を蝕まれ暴走、敗北した。その後の行方も生死もわかっていない。
:魔法属性は光。
〈あらすじ〉
魔王による支配が千年続く、剣と魔法の残酷な——世界シェーン・ヴェルト。
その支配に抗うため、風晴涼華ら一行はエルフの砂漠を抜け、魔王の支配が行き届く地に歩みを進める。
次の目的地は精霊裁定国——エルフの森を砂漠に作り替えた邪悪、土の精霊が住む場所。
それを聞きつけた涼華たちは、精霊の支配を終わらせるために精霊裁定国へと乗り込んだ。
先に広がる想像以上の地獄を前に、少女は何を想うのか。
〈注〉
第二章は、AルートとBルートに分かれて物語が綴られる。AとB、それぞれが切り替わる際にも◇や◆が用いられる。
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