ケモ耳の少女たちが飛空挺で空を翔け、魔法や剣技で巨大な王魔獣を狩る。そんなファンタジー(SF)なお話。
飛空挺で雄大に大空を翔けながら王魔獣達と闘いを繰り広げる光景はとても幻想的であり、しかしラノベやマンガにあるような必殺技もあって、幅広い層が読める工夫がなされている印象です。
個性的なキャラクター達のやりとりも痛快で、とても面白い。
「空挺ドラゴンズ」のような飛空挺ものに、さらに異世界ファンタジー要素を追加したような世界観は、テンプレ異世界ものでは味わえない確かな面白さがあります。
まさにハードカバーの本で読みたくなる、そんなスケール感も感じるさせてくれる本作の今後に期待です。