《センディアル王国資料館・極秘ファイル》設定資料集①
王国持ち出し
通常とは異なる魔力や感覚の持ち主でレプリカント家の
ただ、国家巫女になる場合は
例外として戦争孤児や親に捨てられてしまった孤児の場合は王城で引き取る規則になっている。例外とは書いたが実は約五割の国家巫女達は戦争孤児又は親に捨てられた孤児が多い。
この世界の戦争孤児、孤児、孤児院について…――――――――
特に近年は帝国との小競り合いが多く帝国と隣接している村々、また魔界からは不侵攻条約は有るもののその約束を破棄し焼き討ちされてしまい、一部地域では孤児院が足りなくなる場合もある。その救済処置として王城で引き取る政策もしている。
魔界の侵攻について…―――――――――
魔界から侵略を受けていたセンディアル王国は
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極秘ファイル①
レイズ村とレイズの森には一切の悪魔の干渉が無いと報告を受けている。慈愛を持つ領主兼レプリカント家の当主の力が強いのか…それはハッキリとした事が分からなかったが
男人禁制の森と言われるユニコーンの森は女性しか入れない。出来るだけ調査をしたいので現森の管理者セシリー・フォン・レプリカント殿にご同行頂き、森の案内をして頂いた。セシリー殿の後に付いて行った女性兵士であるシズル・ホンマ
その疑問はセシリー殿はアッサリと答えてくれた。
「人も動物も鎖や首輪で管理するんでしょうか?違いますよね?では、自然のあるままに生かし、繁殖し、育て、そして死を迎えるというごくごく普通営みがユニコーンにも神から許された事実ではありませんでしょうか?」
因みに現在の飼育頭数は約二百頭程いるそうだ。
レイズの村にて我々騎士団にお茶を振る舞って下さったレプリカント家の
噂だがレイズの森に男性でも一人だけ許された人が居たそうだ。残念ながら
極秘ファイル②
この報告書を纏めている時、時刻は既に
気分転換にお茶を入れて窓を見ると北西方向に神獣と思われる飛行物体を確認したがあまりにも遠くを飛んでいる為、魔法強化しても目視では種類まで確認は出来なかった。しかし、国王様に是非ともご報告したいので空きページにこの文章を残しておく。
神獣ユニコーンとレイズの森とその周辺の調査ファイル
ファイル製作者
―――――――
誰かの手記 【複製前】
もし、この手記を誰かが見つけたのなら誰でもいい…
私の代わりにこの危機を
私は待っているぞ―――ール――は来て下さるはずだ。
すまない、抑え込んでいた――は残念ながら間に合わないようだ…あの怪―を抑えれないようだ。
最後に生きた証にマス――ハ、愛している
別紙添付
『手帳は恐らくレイズの惨劇を抑え込んだ者の手記かと思うが、全てを解読するには修復士の魔法が必要不可欠となる為、修復士が見つかるまではこの
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