第5話 九月八日

昨日は、娘と鰻を食べた。

このお店、人気あるみたいだけど、何度食べたいても美味しさがもひとつわかんない。

高級過ぎるんだろな。

ああ、もっとガリガリに焼いてくれたらな。

ふっくらし過ぎだし、油がノリすぎなんだよね。


食べたあとケーズに行った。


以前、住んでたところは、ケーズもエイデンも

歩いてでも行けたからよかったなーと思う。

良く、ぶらりぶらぶらと覗いては

ふーーん、こんなのあるんだとか、お値打ちは?なーんて見てた。


こっちに来てからは、近くにはない!!

そんな事あんのー!

ちっ、しかも、ケーズが好きなのに、品揃えが

悪い。

見比べできないじゃん。

人気も無いらしく、いつもガラガラ。


結局は展示品のお値打ちの冷蔵庫に決めた。

展示品しか、希望の容量の冷蔵庫が無い。

「あのー、展示品ってまさか10年とか展示してたわけないですよね?」


「ええ!

そんな事ありませんよ。電気も通してませんし。2023年製品ですから、、。」


いや、冗談だったのに、、。

ムスメはエイデンに行ってみたらと言うけれど

冷蔵庫は10年はもつらしい。

自分の年齢的にあと10年たったらこの世にいるかもわかんないし、、。

どーでもいい気持ちがしたので、これにした。

日本メーカーだし。

五年保証もついてるし。

お値打ちなのは、お財布👛に優しいもんね。


あと、10年か、、。

そんなに生きるのかと思うと憂鬱だな。

もう、めんどくせーのである。


ムスメも結婚したし、ムスコもグループホーム見つかったし。

まあ、私がいなくてもいいし。


あの世があったら、そうだな、蓮の池に住んでるカエルになってちゃぽんとしたり、

蓮の葉っぱでくーくーと寝て過ごしたい。

なんぞとまたしても妄想しながらでへーっと

してたら、

「おかーさん、なにをひとりで笑ってんのよ!

気持ち悪い。そーいうの時々あるよ!

気をつけなさいよ!」

とゴリラ🦍に言われてしまった。


車の中の音楽はチャゲアス🎵。

懐かしいな。

ペットボトルをマイクに絶唱。


今日も今日とて、ぼーけーっ。


何とか、近くのアピタくらいに出かけようかと

思ったりするんだけど、、。

暑い🥵し。(いや、寒い🥶のも理由だしな。)


自転車🚲で走れば、名古屋ドームのでっかーーいモールもある。

んが、ここは無理だ。


私、大型ショピングモールは、物が溢れていて

人も多くて、、。

眩暈が本当に起こるから。

たぶん、いや、絶対、人混みがダメなんだわ。

沢山の人を見ると、怖くなる。


ふっー。

そーいう訳でインドアで楽しみを見つけたくなっちゃうんだよね。

だけど、自然の中なら平気。


涼しくなったら、サンドイッチでも作って

自転車🚲で行ける公園でランチしようかな。


誰かね、自転車🚲でランチしない?

お弁当は作るから。

そんな募集を出逢いアプリですれば良かったかな、なんて思う。






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