第77話 おばさん論

えーっとですよ。

おばさん。

自分ではそう思ってなくても、若い子から見たらおばあちゃんです!


友達が轢き逃げ事故にあった時、目撃者の中学生が

「横断歩道をおばあちゃんが歩いてたら

いきなり車が来て、轢かれてました。」

とテレビのニュースで話してた。


うちらは、ええーー!!おばあちゃん!!

せめて、おばさんではないのかーーっ⁉️


YouTubeで何回も観ては、ゲラゲラ笑ってしまった。

腹よじれるーーぅ。

そして、入院中で重症の友達にLINEで

「おばあちゃんと言われとるぞー!」

と連打したのでありました。


うちらの集まりでは、自分らのおばあちゃんや親世代に比べたら、若いと信じていたのです。


服装や髪型なんかも違うもんねーー。

そりぁ、皺とかたるみとかあるけど、

あの世代はもっと皺くちゃだったし、

腰曲がってたもんねーー。


とノタマワッテいたのだった。


まあねぇ、中学生から見たらねぇ、、。


しかーし、そんな事にはめげないうちら。

あの中学生の証言のおかげで、通報してくれて

命も助かったし、犯人も捕まったんだよね。

ありがとよーーーっ!

なーんて、いい子だーー!

と褒めまくっていたのであります。


何でもいいように考える、大いにバカもんで

悪ノリ大好きおばさんであります。


山口百恵さん。

もう、いいかげんにしてあげたらいいのに

今だに、週刊誌で現在は!なんて写真撮られてますね。

メガネかけて、ふくよかで、服装もまあ

何処にでもいるおばさんになってますね。

すれ違ってもオーラなんてなくて、わかんないと思うのです。


でも、百恵ちゃんは、きっと、ただのおばさんになりたかったんじゃないかな。

三浦友和さんが話してたんですが、

親の介護もしてくれたし、一時は経済的に

かなり厳しかった時もあったそうです。

専業主婦で介護して、子育てしておばさんになる。

これって、偉大な事を成し遂げてるんです。


皺ひとつなく、カラダを鍛えてブランド品に身を包み、成城石井でお買い物。

そーゆー人じゃないから友和さんも

「戦友」と言ったんじゃないかな。


ただのおばさんを愚弄しないでもらいたいですわ。

中身はみっちり詰まってますから。

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