神様の本音 神たちの下僕
神0:「いやー、ほんとすいませんって。あれは冗談みたいなもんで本気でそう思っ
てるわけじゃないんですよ。まじ尊敬してますから。」
縄でぐるぐる巻きにされ、逆さにつるされながら弁明の言葉を述べるのはもちろん彼である。
弁明の言葉もどこか軽いのは彼らしいと言えばらしいのだが、、、、。
ちなみに、神域のどこから吊るしているのかなどはツッコんだら負けだ。
スルーしてくれ。
彼は失言をあの場に居た神たちに咎められ、フルボッコにされ今に至る。
神を傷つけることは人の子にはできないが同格である神ならば可能だ。
しかもどれだけ殴っても死ぬことはないし、神域ではその傷もすぐに癒える。
それゆえに容赦のないリンチにあった。
神7:「ほんとにお前は懲りないですね。そろそろ神としての自覚を持ってほしいも
のです。」
神18:「いやいやこいつに言うたところで意味なんかないやろ。」
神33:「18の言いう通りだぜ。それにこいつがバカやってくれりゃ俺たちのサンド
バックにできるしな。」
神11:「そうそう。私たちのストレス発散には必要な人材ですよね。」
神9:「神域は退屈だもんねぇ。少しくらい面白いことないと。」
神46:「ってかぶっちゃけこいつなら何してもいいって感じするしな。」
神たち:「「「「「「確かに!」」」」」」」」」
ここでは彼の尊厳などないに等しい。
ここぞとばかりに言いたい放題。
今まではしおらしい態度をしていた彼もさすがに我慢できなくなってきた。
神0:「おい、あんたら俺をなんだと思ってるんだよ?」
神たち:「「「「「えっ?下僕。」」」」」
神たちの返答に一切の迷いはなかった。。。。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます