24時の公園
勇敢だった少女の頃を思い出しながらすべり台を駆け登り、頬を涙で濡らしながら爽快っ☆って無理矢理に笑う。ピンキーリングは思いの丈をぶちまけながら流れ星になって、あらゆるものを放出しトラツグミの声を聴く24時。明日を迎える準備が出来ていない私は置いてけぼりだ。
エナジードリンクの缶を思いっきり振って、振って、振って。そして打ち上げた花火。が、町中にキラキラ降って、降って、降って。みんな、誤魔化すことがうまくなる。自分を大事にしなくなる。くたびれスーツの地縛霊はブランコをギコギコ揺らしながら毎日悔いている。かわいそうに。
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