第3話クラブ

恵光警備保障の部長(社長の奥さん)が、高級クラブに春崎と沖川を連れていった。

普段飲み慣れない、ウイスキーを飲んだ。

お姉さんが僕らクソガキに話し掛けてくる。

ボディータッチも、あった。

部長は笑いながら僕らの反応を楽しんでいる。

お姉さんは、仕事の為に日経新聞を読んでるそうな。

春崎と沖川はボディータッチの度に身体をくねらす。

2人がタバコを持つと、サッと火をつけてくれる。

部長は、春崎と沖川の仕事ぶりを評価してくれて、この日は会社の飲み会があり、飲み会でもしっかりとしていた、春崎と沖川だけを部長は二次会に誘ったのだ。


取り分け春崎は頭が良かった。それの愛弟子を名乗る沖川は柔道で鍛え、これもまた魅力があった。

お姉さんにウイスキーの水割りをもっと濃くして下さいといって、高い酒をガブ飲みした。

大人ってこうして勉強するんだと、春崎はつくづく思った。

しかし、ある就職先が決まりそうで、部長とも、もちろん沖川ともおさらばだと思うと春崎は複雑な思いがした。

話は前後するが、恵光警備保障の先輩に連れられて、風俗に行った話を次回記そう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る