第6話「今度こそばれたか?」
前回のあらすじ
拓弥将軍が現れる
垣見(龍郎)「なんだったんだ今の…」
龍陽「まぁとにかく」
「我々は君を歓迎しよう」
「もちろん龍郎としてな!」
垣見(龍郎)「もう勘弁してください」
「私の本当の名前は垣見です」
龍陽「いいや、私が龍郎という名前を付けたんだから龍郎だ」
垣見(龍郎)「ですからそれはお断りいたしました」
「それに血縁はないのですから龍一族を名乗るのはいかがなものかと…」
龍陽「確かに血のつながりがなかったな…」
「だがそれは君が龍郎でなかった場合の話だ」
「私は君が龍郎だと疑っている」
垣見(龍郎)「またその話ですか…」
「その話は否定しました」
「ですからもうあきらめてください」
「龍郎様は死んだのです!」
龍陽「それでも私たちは君にその面影を感じずにはいられないのさ」
垣見(龍郎)「もう好きにするといい」
「でも私は名前を呼ばれるたびに「垣見だよ!」と言わせてもらいまいますから」
龍陽「それ某芸人の得意ネタで草」
垣見「それの何が悪いんですかね」
「だって本当に垣見なんですから」
龍陽「それはわかってるけど…」
垣見「わかってるならもうこれでいいですかね」
「では私はこれで…」
垣見は去ろうとした
しかし…!
龍陽「せっかく宮殿に来たんだ」
「龍郎の部屋に入ってみようぜ」
垣見「そうですね」
「そうしましょうか」
こうして垣見はかつて自分が使っていた部屋に入るのだった
続く
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