第2話「龍郎の飛行」

前回のあらすじ

龍郎は拓弥将軍の策略に翻弄される


龍郎「ふわぁー」

  「!?」

  「ここは!?」

龍冷「目覚めたか」

龍郎「まさかここって…」

龍冷「そうだよ」

  「ここは飛行訓練場」

  「ここで兄上には飛んでもらう」

龍郎「そんな…」

龍冷「じゃあな」


龍冷は去っていった


龍郎「そんな…」

  「ウソダドンドコドーン!」

  「なんでこんなことに…」

  「自殺しようかな…」

  「でも…」

  「命を絶つのは怖いな…」

  「でも…」

  「飛ぶのはもっと怖いし…」

  「でも!」

  「恐れていちゃ何もできない!」

  「やるぞ!」

  「それ!」


龍郎はついに飛び立った


龍郎「はぁはぁ…」

  「飛べた…」

  「とりあえず宮殿に戻るか…」


龍郎は疲労しながらも宮殿に戻っていった


龍郎「はぁ…はぁ…」

  「窓が…あかない…!」

  「もう…無理…」

  「気絶…しそう…」

  「でも…」

  「耐えるぞ…」


そしてしばらくして…


龍郎「はぁ…はぁ…」

  「もう…無理…」

  「早く…開けて…」

龍冷「仕方ないな…」

  「ほらよ」

龍郎「ありがとう…」

  「これで…何とか…なった…」

龍冷「それでも飛べてたじゃん」

  「すごいじゃん」

龍郎「まぁね…」

  「でも…非常に…疲れた…」

龍冷「息も絶え絶えじゃないか」

龍郎「仕方…ない…」

  「でも…」

  「誰の…せいだと…」

龍冷「どう考えても拓弥将軍のせいで草生える」

  「そういえば拓弥将軍は?」

龍見「彼なら「自分の役目は終わった。あとは龍郎たちの好きにするがいい」って言ってどっか行っちゃったよ」

龍冷「そうか…」

  「なら仕方ないか…」

龍郎「あいつ…」

  「しれっと…逃げやがって…」

龍冷「もうあまりしゃべらないほうがいいぞ」

  「息も絶え絶えなんだから」

龍郎「いったい…誰の…せいだと…」

龍冷「もうしゃべるな」

  「息も絶え絶えで気絶するぞ」

龍郎「そうだな…」

  「自分の…部屋に…戻る…」


龍郎は自分の部屋に戻っていった


続く

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