拝読させて頂きました🌷
とても切なく美しいお話だと思います🌳
私は拙作でも書いていますが「人の死」と言うものを軽々しく書いている作品は疑問視しています。しかし、この作品はそうではありません。きちんと「人の死」と向きあっています。確かに自殺を選んだ北条さんは軽率だとも思いますが、この作品に於いてはそれは必然であったと思います🍀
実際に主人公は自殺を否定しています。しかし心がピュアな人には、この過酷とも言える現実には耐えられ無かった、と言う事は理解出来ます。そして主人公は、この過酷な現実に立ち向かう意志をしています。私にはそれが何よりの「救い」のように感じられました。そして、作者さまが北条さんの死を軽々しく書いている訳では無い、と言う結論に思い至ったのです(^-^)🍎
作者からの返信
北浦様 感想ありがとうございます。
この話は、若いうちに死を選んでしまうのが勿体ないという思いを書きました。自ら命を絶ってしまう人が多い現状で、この話を読んで少しでも生きたいと思う人が居てくれれば幸いです。
丁寧に読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます。
北条さん、自分の人生に結論を出すのが少し早すぎたように感じました。
綺麗で都合のいい物語しか知らなかったのかな。
醜くて汚くてつまらない現実しか知らなかったのかな。
たとえそうだったとしても、
醜くて汚い現実を知っているからこそ物語がより美しく見えたり、
綺麗な物語にひたる時間があるからこそ現実を生き抜く力が得られたり、
そういう思いには至れなかったのかな。
いえ、
そうしてがんばってきたけれど、ついに心が折れるような現実にぶつかってしまった
…のかもしれませんね。
けれど、
物語以上にきらきらした現実のかけらが、ほんの少し先に転がっていたかもしれない。
主人公の最後の祈りは、
物語というものに触れたすべての人が、果たすべき約束なのかもしれない、
…そう思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
本当にそうですね。
北条さんは物語を糧にして生きる力をつけられたら良かったと思います。
今が辛くても、必死に生き抜いた先には現実ならではの魅力が待っているかもしれないですよね。
しっかりと読み込んでいただいてありがとうございます。
素敵なコメント&レビューもありがとうございましたm(__)m