占いサイトで自分の冴えない運勢を目の当たりにしてうんざりしていた主人公は、ふと好奇心に負け、胡散臭い「プログラム」をダウンロードしてしまいます。 このプログラムで何が操作できるのかを知った主人公は、そして恐らく読者も、こう思います――「なんてすてき!」。 その後の主人公の行動は、誰しも「これくらいなら」と考えてしまいそうなことですが、これがまさかの事態に……? 二千字ちょっとの短い中に、たっぷりのアイロニーがぎゅっと凝縮された、読了とともに背筋がちょっと冷たくなるお話です。
シンプルでしっかりオチて、おもしろかったです。
運が全くと言ってもいいほど無い主人公はある日、人間の運を左右することができるサイトを見つける。主人公は自分の運をあげようとして他人の運をほんの少しずつもらうことに。ほんの少しの運の悪さが大変なことをもたらすというのが面白く、読み応えのある物語です!是非読んでみてください!