第7話 孤独への応援コメント
十三岡繁さま
こんにちは。
数か月以上、ひとりで閉ざされた空間で生き続けたのですか。それはすごい精神力ですね。
引きこもりよりはるかに酷い状態だと思います。完全に引きこもって生きられる人は家族のサポートがあるからだし、完全にひとりっきりの人なら、最低限のコミュニケーションを取らないと生きていけません。主人公のように、数か月間、完全に誰とも会わず、会話もせず、何となく癒しになる「生物」もいないという環境で、本当にまっとうな精神状態で生きていけるのか、ちょっと疑問に思いました。
作者からの返信
おはようございます コメントありがとうございます^^
自身はひきこもったのは数日位の経験しかないですが(世で言うひきこもりとはちがいますよ^^;)、物質的に不足が無い場合、映画とがドラマが見放題なら数ヶ月くらいは平気な気がします。中国ドラマなんかは一つ見るのに数日かかります。ゲームもロールプレイングなんかだと疑似コミニュケーションがとれますからね。
でもゲーム以外は一方的なインプットだけだとつまらないので、自分なら絵を描き始めるかなと思います。誰に見せるわけでも無いとしても、何かしらを創りたくなるんじゃないかなと思います。
第6話 生物への応援コメント
十三岡繁さま
こんにちは。
いよいよ生物の登場か、と思いきや、出ませんね。ファイルを残した人たちの意図が気になるところです。
発酵食品にも生きた菌は見当たらない、排泄物もある時間経過すると消え失せる、ということは、この部屋では菌やウイルスも繁殖する余地なしってことなのでしょうか。とはいえ、彼(がもし生きているのなら)の皮膚や腸内の細菌叢はどうなってるのか気になるところですが、汚い話になりそうなので、このへんで止めておきます。
隠されていた(のかどうか微妙なところですが)人間の写真の発見でこの局面がどう変わっていくか、楽しみです。
作者からの返信
おはようございます。コメントありがとうございます^_^
これを書いていて思ったのは、ウイルスはともかく本来共生関係である細菌の存在無くして、人間は生きられるのかどうかです。
例えば腸内細菌が全くいなくなったら、時間が経つに連れ体調が悪くなるような気がします。長くは生きられないでしょうねきっと…。
第5話 材料への応援コメント
十三岡繁さま
こんにちは。
いよいよ局面が大きく動きそうですね。
数か月たったのであれば、主人公は3Dプリンタに命令する番号の解析とかしちゃってるんじゃないですかね? どのようにナンバリングされているのか、欠番はないか。もし欠番があれば、それを入力して、何が出てくるか試していそうです。
作者からの返信
おはようございます。コメントありがとうございます^^
どうですかね、数ヶ月くらいなら私ならそこまでしないかなと思います。年単位になってくるとやりそうな気もしますが…。
ただ、ネットには繋げないもののノートパソコンなんかは出しますかね。誰にも見せるあてはないのに、何かしら作ったり計画したりしてそうです。
第4話 塵芥への応援コメント
十三岡繫さま
再び失礼します。
そうでした! これはエッセイじゃないので、コメントには気をつけないと、でしたね。失礼しました!
エッセイを読破してしまうと、思考のかなりの部分を知らず知らずトレースしている可能性が高いので、お口に半分チャックします。
部屋の中に水道って引けないんですかね? ファイルに「シャワー」とか「シンク」や「給湯器」があれば、あたりまえのように水やお湯が供給されそうな気がしました。
作者からの返信
こちらもコメントありがとうございます^^
この話は書き終わってから随分と時間がたって読んでくれる人も少ないんで、あんまりネタバレを気にしても仕方ないんですけどね^^。
室内の環境維持用のインフラをを除けば、水の供給源は(電気もですが)この3Dプリンターだけなので、水道は難しいでしょうね。常にプリンターを稼働状態にしないといけないので…。空気中の水分を液体に変える装置はありそうですが、大した量にはなりそうもありません。
第3話 食物への応援コメント
十三岡繁さま
こんにちは。
何でも出てくるのですか。便利ですね。「ペット」とか「人間」のファイルはないんでしょうか?
でも、時間が来ると、あるいは何らかの刺激が契機となって出力後に残されたものが消えてしまうというのは、不穏なものを感じます。
実は目覚めたと思っている「僕」も、作り出された存在だったりして……
作者からの返信
おはようございます コメントありがとうごいます^^
流石『道楽草』を読破されてしまっただけあって、恐ろしい程正確に私の思考をトレースされてきますね^^;。第一話、二話で頂いた感想と共にそれらの答えは全てこの後出てきます。
しかしこんな3Dプリンターがあったら、私も是非一台欲しいもんです。
第2話 空間への応援コメント
十三岡繁さま
こんにちは。
出入口がない空間に閉じ込められていると気づくと、ちょっと怖いですね。ファイリングはいろは順ですか。これはなかなか古い時代の、しかもお役所仕事でないと見ない並べ方なのでは(^^;)
さて、大きな電子レンジと分類番号付きの各国の料理情報とでやることと言えば……。でも、この部屋にはトイレがないんですね? それはまた別の恐怖がありますね。
作者からの返信
おはようございます コメントありがとうございます^^
広さはあっても閉じられた空間というのは私も苦手です。一方で広い所だとテントの中が安心できます。感覚の不思議ですね。
建築の設計図では通り芯というのを設定します。
大きい建物だとX-1,X-2やY-1、Y-2という感じですが、私は1,2,3とA,B,Cで振ってます。でも未だに木造住宅の現場ではい、ろ、はを使ってます。設計図と違う呼び方になるので、結構設計者としては混乱します^^;。
第1話 覚醒への応援コメント
十三岡繁さま
こんにちは。
「仰向けの姿勢で寝ていることは分かった。特に体に違和感も無ければ痛むところもない」
という記述でむしろ目覚めが気になりました。やっぱり、数年、数十年以上の単位で眠っていたら、体に違和感なく目覚めるのは無理じゃないのでしょうか?
軽くて腰痛……いや、それじゃあ済まないでしょうね。宇宙飛行士以上に、動き始める前のリハビリは必要だし、そもそも寝ている間にころころ寝返りを打たせないと床ずれができて腐っちゃいそうだし、それを防ぐためにウォーターベッド的なものに寝かせても、筋肉を定期的に強制的に動かさせないと血流が滞って詰まったりしそう。
とか、考えてしまったのでした。主人公が無事に目覚められてよかったです。
作者からの返信
おはようございます コメントありがとうございます^^
実際コールドスリープって技術的に可能になる日が来るんですかね?昔の漫画で筋肉が衰えない様に定期的に電気刺激を与えるとか、内臓を水溶液で満たして、循環させて栄養を補給するとか色々と設定が考えられていましたが、おっしゃる通りリハビリに1年ぐらいかかりそうな気もしますね^^
第8話 杞憂への応援コメント
十三岡繁さま
こんにちは。
う、うわあ、想像を超えた結末でした。人間は一人でよい……というか、床に吸い込まれて分解され、次の3Dプリンタによる物質構築のための原子ストックになるんですかね。万物は流転すると。
この「杞憂」またすごい皮肉のきいたタイトルです。
おもしろかったです。
作者からの返信
おはようございます こめんとありがとうございます^^
最後までお読みいただきありがとうございました。
佐藤さんにはかなり最初の方でオチを見透かされてしまった感じですが、想像を超えていたなら良かったです。
結局主人公はコールドスリープから目覚めたわけでは無かったという事で、第一話で頂いたコメントの答えにもなっていたかと思います。
この世界自体がシミュレーション世界であるという仮説がありますが、もしそうなら私たちの存在も彼とそう変わらないのかもしれないなと思います。仏教思想もそんな感じですよね。