勝手に異世界転移させられて厄介事の尻拭いをさせられてようやく平穏を手に入れたと思ったら今度はTSさせられるとか、この世界は俺に何か恨みでもあるのか?
せんのあすむ
もしかしてトーマ様なんですか!?
とまあ、タイトル時点で出オチなんだが、ある朝、俺が目を覚ますと、それこそ絵に描いたような銀髪紅眼の美少女になっていた。
鏡に映して見たところ、年齢は11歳から12歳くらいという感じか。この手の話もいい加減ありふれてるだろうから今さらオタオタしたところで共感も得られないだろうから別にいいさ。
「え!? もしかしてトーマ様なんですか!? 随分とまた可愛くなっちゃって、どうしたんです!?」
寝室のドアを開けていきなり笑いながらそう口にした彼女の名前は<リャハス>。本来なら30手前の男だった俺が何の前触れもなく女の子になってるのにすぐに気付いたのは、 彼女にはマナというものが見えているからだろうというのはすぐに察することができた。なにしろ俺は以前にも魔獣に変えられた時があって、その際にも彼女だけが俺だと気付いてくれたんだよな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます