空想空間 その3

これはフィクションです


真夜中 鶴は目覚めた

鶴 勿論本名ではない


怒りの気持ちは幾分か収まったものの

まだ 心の中が いかりだろうか気持ちが収まらない


水を飲みに立ち上がって ぐいっと一口

蛇口は ぽたっ ぽたっ と雫を垂らしている

カーテンの向こうは深淵の暗闇


まだ気持ちが定まっていないが スマホをやっぱり手にとって

見てしまう やっぱりメッセージはない


ふと 目をやると日記と文字が目に入った

なんだ こんなとこで日記書いている奴がいるのか?

少し見てみるか?


なんだこれは?

亀吉?


鶴と亀で  鶴亀かあ

気になったので読んでみることにする

神社のお参りの日記

なんて事はない

でも気になる


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