どこまでも詰んでいる、眠れる森の人々の話。

真綿で首をじわじわと絞められているかのように、どこまでも救いのないお話。人類に撒かれた遺伝子テロや、良き後輩、主人公の愛した人と主人公の末路。主人公が一人、背負わされた罪があまりにも重くて、終盤の展開読みながらリアルに天を仰ぎました。おやすみなさい、人類。