第3話 入居者募集!
PM15:40
家に帰った後、私は叔父さんに『すごく良い家だったよ、ありがとう。』とメッセージを送った
するとすぐに『引越しが終わったら連絡して、良いお肉持ってくよ。』と返信があった
その後少し叔父さんとやりとりした後に事務所のVtuber全体チャットにこう書き込む
『シェアハウス入居者募集!
ご飯は私の手料理でその他の家事は分担します!
入居希望の方は私のDMまで、詳細はその時に伝えます。
早い者勝ちなのでよろしくお願いします。@3』
直ぐに何人かの既読が付く。
が、そんなに早くDMが送られてくるわけもなく待っている間に私は配信をする事にした
早速ソフトを起動して配信の準備をする
タイトルは『雑談配信するぞー』
画面には水色のリボンでまとめた銀髪長めのサイドテールで赤い瞳をした女の子が写っている。
これが私のVtuberとしての姿”ナハト・グレンツェン”だ。活動自体は週3で2〜3時間行っている
SNSで今から雑談配信するという内容とURLを投稿して配信開始ボタンを押す。
唐突に始まった雑談配信だが見ている人といるのはいるもので直ぐに同接が500人を超える
しっかりと告知をしたり配信する時間を考えればもっと同接は増えるのだが告知もなしで昼間から配信を始めてこれだけ集まっているのはひとえに彼女の人気さ故だろう
「ヤッホー、みんなごめんねー急に雑談したくなっちゃって。」
:ヤッホー
:急に始まってビビった
:こんちゃー
:やっほ〜
:なんかあったん?
「実はね、ずっと思ってたんだけどこの世の中にはてぇてぇが少なすぎる!と」
:ん?
:いつもの
:なんだ発作か
:病院行く?
:?
「相変わらず私のリスナーはひどいな!推しだろ!?」
:は?
:推し…?
:???
:?
:違うぞ
「え?違うの?そ、そっかなんかごめんね」
:ええんやで
:嘘やで
:ボイス助かる
:落ち込んでてワロタ
:許そう
「って、話戻すけど私はてぇてぇが不足していると思います!」
:話を戻すな
:自重してもろて
:てぇてぇが無いなら作ればいいだけだ!
:違う話題ないの?
:割とてぇてぇあるぞ
「そう!そこのコメントいいこと言いた!てぇてぇが無いなら作ればいい!まさにそれだよ!」
:お、おう?
:そう…だな?
:何する気だ?
:炎上だけはするなよ?
:法律は守ってもろて
「法律は守るよ!?炎上は気をつけるけど…まぁ楽しみにしててね、今後コラボ配信とか多くなる予定だから」
:誰の弱み握ったの?
:脅しは良くないと思うの
:自首…しよ?
:これは炎上
:コラボするだけで炎上する女
「ちょっと君たちが私のことをどう思っているのか詳しく聞いてお話しする必要がありそうですねぇ」
:ちょっと用事思い出した
:宅配きた
:トイレ行ってくる
:そろそろご飯作らないと
:ピアノの教室行ってくる
「逃げるなぁぁぁー!!!」
そんなやりとりをしながら2時間ほど雑談をして配信を終了した。
PM16:15
???「シェアハウス入居者募集?」
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更新遅くてすみません!今更なんですが人物紹介とか要りますか?
作者自身あまり考えずにノリと勢いで書いているので設定があまり練りきれてないです。
こんな作者のことをこれからもどうかよろしくお願いします。
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