第3話
「あの時は・・・ちょっと心が、
病気の心細さに、
そんな時に、近藤先生が来てくださって。
・・・あの、今日、近藤先生は、一緒じゃないんですか?」
実は、この時、
まだ処刑は、されてない。
土方は、
・・・しかし、そんな事情は、とても沖田に言えない。
「ん・・・。
近藤さんはなあ・・・。
ちょっと、自由が
「そうなんですか?
相変わらず、近藤先生は忙しい人なんですね。
あの、何か
「ん、いや、特には無いが・・・。
だが、どんなに忙しくても、総司の事は、いつも気にしていたな」
「・・・そうでしたか。
それは、とても
病気でさえなければ、私も少しは役に立てたと思うんですけど」
また
「少しは?
役に立てたも何も、お前、俺より強いじゃねえか。
お前が居てくれりゃ、役に立つどころの話じゃねえよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます