第2話 インターフォン連打
機械音痴とは!!!!!
まあ簡単に言うなら本当に機械に弱い事を指す。
とは言えうちの機械音痴の幼馴染だが機械を完璧に扱えない訳じゃない。
簡単に言えばセキュリティとかそう言うのが苦手なのだ。
SNSは扱える。
「全く.....何だったんだアイツは.....」
俺はそんな事を呟きながら.....部屋に戻って来てから。
パソコンで動画を編集したりする。
それからその動画をユートべに上げた。
何というかユートべに上げるのには理由がある。
それは俺は一応、整備の事で視聴をしてもらっているチャンネルを持っているのだ。
それで小銭を稼いでいるのだ。
月に3万円ほど儲かるので.....高校生には嬉しい副業だ。
「よし。これはこうして.....」
そうしていると。
インターフォンが鳴った。
親が居ないので俺が出ないといけないが。
短時間でインターフォンが数回押された.....。
何だよ!!!!!
アイツだな!!!!?
俺は玄関から飛び出した。
「何だ!凛子!!!!!」
「インターフォンが1回押されたら出て」
「あのな!人はそんな簡単に動けん!連打するな!」
「そんなの知らない」
「.....」
栗毛色のロングの髪の毛。
そして瞳は凛花と違い茶色をしている。
それから真顔のままのこの美少女。
何というか凛花と偉く性格が違うが妹だ。
「お前な。俺だって忙しいんだぞ」
「お母さんがお菓子を作ったから食べてって」
「話を聞け!?」
「.....知らないって言っているでしょ」
「お前な.....」
額に手を添えながら俺は盛大に溜息を吐く。
すると.....凛子が近付いて来る。
俺は?を浮かべて凛子を見ていると。
凛子はかなり近くまで寄って来た。
な、何だ!?
「何?顔に墨みたいなのが付いてる」
「あ、ああ。.....すまん。さっきまで整理していたから」
「そう。.....墨取ってあげようか」
「その必要はねぇよ。.....ああ。姉ちゃんにパソコンで変な物調べるなって言ってやってくれないか」
「?.....変なもの」
「エッチなものとか。そういうのアイツ調べているから」
えっちって具体的にどんなの、と聞いてくる。
俺は.....性○隷と.....か、と言い淀む。
自分で言って恥ずかしくなった。
何でそんなもの調べてんだよアイツ。
俺は考えながら見ていると。
「.....性奴○って何」
「うあ?!.....い、いや.....言葉では言い表せない」
「.....つまり私をえっちなもので襲うって事」
「お前じゃないけどな.....。まあそういう理解で正しいと思う」
「.....そう。.....お姉ちゃんに伝えておく。.....ねえ」
「.....何だ」
優樹菜はそういうジャンルに興味あるの、と言ってくる凛子。
そんな訳あるか!!!!?、と俺は目をパチクリした。
すると、そう、と答えた凛子。
でも男って卑猥なんでしょ、と言ってくる。
いや.....全ての男がそうとは限らないからな?、と言う。
「.....よく分からないけどそうなの」
「.....そうだ。だから誤解するな」
「.....お姉ちゃんがそういうのに興味があるなら私もやろうかって思ったんだけど」
「絶対に駄目だからな。感化されるなよ?」
何でそういう事になるんだ。
俺は思いながら顔を引き攣らせる。
そして俺は室内を見てから。
なあ。せっかくだしお茶でも飲むか、と聞く。
すると胸を隠す様な仕草をした凛子。
「.....何か誤解してないか?お前」
「.....いやーん」
「.....お前な.....」
俺は盛大に溜息を吐きながら玄関を閉めようとする。
すると凛子が抑えてきた。
何でそんな事をするの、と言いながら。
俺は、お前がそういう事をしているから、と答えた。
するとムッとした凛子。
そしてとんでもない事を言い出した。
「わかった。開けない限りお姉ちゃんに私が貴方から陵○を受けたって言う。強○でも良いけど」
「やめろ!?馬鹿か!!!!!冗談がすぎるわ!」
「じゃあ開けるの。早く」
「.....はい.....」
そして俺は素直にドアを開けた。
それから俺はリビングに凛子を招き入れてから。
そのままお茶を入れ始めた。
すると凛子は、私も手伝う、と言い出す。
「.....ああ。気にすんな。.....座ってろ。お客さんなんだから」
「.....そう。.....じゃあ座ってる」
「それで。お前はゲームの調子はどうなんだ」
「今は日本ランキングから落ちてない。調子良い」
言い忘れていたが。
凛子はEスポーツの選手である。
ゲーム内容とかは専門外でよく分からないがパガドラ専門だ。
パガドラは日本で有名なパズルゲームだ。
それの有名な選手である。
そして.....ユートべに俺の手伝いを受けて動画を上げている。
「.....優樹菜もパガドラしよ」
「.....俺はいいよ。怖いしな。万が一の課金中毒とかがな」
「そう.....」
凛子がそうやって活躍しているだけで十分だ、と紅茶を持って来て言いながら俺は柔和な顔をする。
すると凛子はモジモジしながら、そう、と答えた。
ほんのり赤くなりながら。
何だコイツ.....可愛いな.....?
どうしたんだ。
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