第2話

「ヒィーッ!」

女の悲鳴が部屋中に響き渡る。

女は裸だ。

両手首に鎖を嵌められて、天井から吊るされている。

全身は傷だらけ、血まみれだった。

「これが現実だ」

室内にマイク🎤🎤🎙の声が響いた。

「オマエが今まで経験してきたことは綺麗事の

虚構に過ぎん。オマエは今までフワフワした

甘い夢だけを見せられてきたんだよ。わかるか?」

「ギャーッ!!!」

女の右脇腹にサバイバルナイフが深々と、

差し込まれた。

大量の血🩸🩸が噴き出す。

ガックリと全身からチカラを抜く女。

「まだまだ現実の怖さはこんなものじゃないぞ。

運が悪かったとでも思うんだな。別にオマエじゃ

なくてもよかったんだが」

マイク🎙🎤🎤🎤の声は不気味に響き続けた。

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地獄への誘導(或いは逃れられない殺人装置) @uwm54213

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