第16話文明ってありがたい
そろそろこの生活にも慣れてきたなー。でも歯ブラシがないのと、シャンプーがないのがつらいなー…あとトイレな!
そうそう、その辺にはえている草とか樹の実を加工して香辛料にできないか画策したのさ!そしたら、辛味と甘味、それと胡椒っぽいのを手に入れたよ!でもかんじんの塩がないんだよなー…
以前キャンプが流行っているって聞いたことあるけど、風呂とかどうしてるんだろうか?
都会の喧騒から離れて、山でゆっくりする時間がいいよね!
たわけが!!どう考えても文明ありきやないかーい!そろそろ水浴びだけじゃ間に合わなくなってるぞ!ラックスを寄越せとは言わん!せめて石鹸をくれーー!
これはいよいよ町に行くのを真剣に考えないとまずいな。さてどおするか…
「何ブサイクな顔してるの?」
「…リセさんや、こういうときは、『どおしたの難しい顔して、なにかあった?』って聞くほうがいいと思うよ!」
慣れて来たようで何よりだけど、リセさんは結構遠慮ない性格だったよ!
そんなリセに今考えていたことを話した。
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