第10話リセの感知は優秀

中は入口に比べて少し広くなっていた。その後湧き水の流れてる所を教えてくれた。

あとは食い物だけか…よし。


「やっぱり食べ物がいると思うんだ。リセ!協力してほしい!」


食料確保にはリセの感知が絶対に必要だ。僕だけなら迷子になれる自信がある。だって木しかないんだぜ?


「…わかった。確かに必要。少し待って。集中して範囲を広げるから。」


そう言ったリセは目をとじた。そして、目を開けたリセは「こっち」と言って歩き始めた。

体感で数分歩いた先に、鹿?がいた。さすがに便利な能力だなと感心してしまった。でもめちゃくちゃ警戒心強そうだけど?


「マグロ…あれ倒せる?」


うーん…能力があるのはわかったけど、イマイチ使い方を把握しきれていないんだよなー。木の棒で叩けば一撃だけど、絶対逃げられるしなー…遠距離攻撃…石を投げる?いけるか?んー…やってみよう。


「とりあえずやってみる。逃げられる可能性あるから、そのときは次の獲物教えて!じゃあ行くよ。」


そして…その辺に落ちてる小石を拾って、なんとなくで能力を付与して思いっきり投げた

。鹿が…爆発した。 




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