クライマックスEX②:巨大な像×2との戦い

 さあやってまいりました!

 逃げるギガゾンビを追いかけたドラえもん達が向かった先で待ち受けるのは、二体の巨大な人型象です!


 旧版では影も形もなかった大きな敵を前にして、果たしてドラえもん達はどうするのか。

 今回はその戦いっぷりを追いかけていきましょう!!



●逃げるギガゾンビ、さらに逃げる逃げる


 儀式の間から撤退したギガゾンビが逃げた先は、おそらくツチダマを溶かした現場です。

 広い石造りの部屋にはポツンと玉座があり、ひじかけ辺りの装置をピポパポいじると~~~~、


 ナンカ“デッカイノ”ガデテキマシタ(ゆっくりボイス風)。


 2体のマンモスヘッド巨人(※1)は主に命じられてドラえもん達に襲いかかります。その隙にギガゾンビはさらに奥へと逃走。どっちにしても目の前のヤツを倒さなければ先には進めない一行。

 

 ここにクライマックス第2ラウンドが始まります。



(※1):ヒンドゥー教のガネーシャみたいな見た目をしています。強化&巨大版ツチダマみたいなものですね。そういえば『夢幻三剣士』にも似たような外見の敵がいたなーと思いだしたり(笑)。



●vs巨大なマンモスヘッド×2


 ペガとグリに移動と回避は任せて、ドラえもん達はマンモスヘッドに挑みます。

 けれどそもそもサイズが違い過ぎる!


 満足にダメージを与える攻撃手段もなく、ブオンブオンと振り回される敵の巨大剣や腕から逃げるばかりの防戦一方。そんな中でものび太達を助けるためにグリの攻撃がクリティカルヒット(※2)したりもするのですが、せっかく与えたダメージもすぐに元通りになってしまいます。


→新たな敵も、ツチダマと同じ材質で出来ているためすぐに復活してしまう事が判明。


 それに気づいたタイミングで「瞬間接着銃」が有効武器候補に挙がりますが「相手が大きすぎる!」という理由で、残念ながらボツに。そうなると、いよいよ柔らかい発想が必要になってきますよね。


 そこでククルが発言します。

 「マンモスを倒す時は沼地なんかに追い込むんだ」と。


 メンバーの中で最もマンモスと闘ってきたと思われるククルの助言。

 しかし、今いる場所は地下。沼地なんてどこにもない。


 ですがそのククルの言葉が、とあるキャラの閃きに繋がるのです。



(※2):当たり所が良かった可能性もありますが、グリの一発で相手の武器が粉々になっています。これが全力全開の必殺技によるダメージなら「すごいぞグリ!」なのですが、見た感じなんの変哲もない体当たりですね(笑)。

 よって、グリの体当たりには「問答無用で形状記憶セラミックを破壊する威力」があると予測できます。なんじゃその威力はってレベル。攻撃力値がカンストでもしてるんですかね?



●まさかの再登場「どんぶらこ」


「そうだ! どんぶらこだよ!!」


 閃いたのは、やれば出来る子のび太でした。

 彼は原始時代に始めてきた時、ドラえもんがタイムマシンを隠すために使った「どんぶらこ」を思い出したのです。


 のび太の発想を察したドラえもんは、しずかとククルの二人にどんぶらこを渡します。

 そしてその中身を2体のマンモスヘッドに振りかけていく!


 「どんぶらこ」を振りかけられた物は、地面に沈んでいきます。

 タイムマシンの時は隠すために使っていましたから、本来は何かを隠すためのひみつ道具なのでしょう。


 それを動く石像に振りかけたらどうなるか?

 答えは“敵の意思に関係なくその身体が地面に沈んでいく”、です!


 沈んでゆく状態に抵抗するマンモスヘッドでしたが、体の一部が沈んで倒れてからは一気に地面の中に消えていきます。のび太達に被害は無し! 


 一行は完勝する形で、ラウンド2を終えます。




●入口が瓦礫で……

 改めてギガゾンビを追うのですが、次の部屋に続く入口が瓦礫で塞がっているためペガとグリがとおれません(※3)。

 仕方ないので、そこから先はドラえもん・のび太・しずか・ククルの4人で進行。


 その先にあるものは……ドラえもんがギガゾンビと戦ったあの場所。

 決して起動成功させてはいけない「亜空間破壊装置」が設置してある最深部!

 

 本当のファイナルラウンドが、今始まる!!



(※3):この演出はペガとグリをパーティから外すための措置ですね。単純に二匹が有能すぎる面もあるのでしょうが、クライマックス最後の戦いにあたって「空を飛べるキャラorアイテム」を排除したかったのでしょう。


 え、なんで空を飛べてはいけないのかって? 

 大丈夫。そのワケはすぐにわかります(笑顔)。





 次回でクライマックスも終盤です。

 ククルの大活躍に度肝を抜かれるあの名場面に始まり、数々の見せ場が怒涛の勢いで押し寄せるあのシーンはラストにふさわしい!


 それでは、こうご期待!

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