⑩ミドルⅧ:クラヤミ族と戦った日 その2
●クラヤミ族との戦い
精霊大王を名乗る着飾った青ダヌキ(笑)の登場にどよめく空気。
浮遊する岩に乗ってる変なのが槍(ショックスティック)からビームを放ってきたためにクラヤミ族は大混乱です。その様子を窺っていたのび太達も続けて参戦! 旧版ではドラえもんが一人でどうにかしてましたが、新版ではメンバー全員で戦いに臨みます。
ショックスティック装備なのび太達も頑張ってますが、この場ではタケコプターを使いこなしたククルがそれなりの数の敵を倒しているのが印象的。少し前まで振り回されてたのに恐ろしい上達速度です。
なすすべもなくクラヤミ族は「引けー! 引けー!!」と撤収(※1)。敵を追い払った一行は「やったー!」と喜びます。
ですが……クラヤミ族はいなくなっても、謎の御輿はそのまま。
なんか「ギーガー」とかいう奇声がした瞬間に、御輿をぶち破って“ツチダマ”の登場です。
(※1):ショックスティックの電撃(ビーム)を喰らっても気絶しないorすぐ立ち上がるとは、タフな連中である(笑)。
●vsツチダマ
新版でもツチダマは中ボス戦に相当します。
ただなんというか、新版のツチダマはフォルムが洗練されている+紫色のオーラを纏っており大変強そうになっていますね(※2)。衝撃波の演出も自分から放つのはそのままですが、自分中心の円周上に波を連続で撃ってるような演出に変わっています。
旧版よりも戦闘演出はよりド派手になってるのがグッド!
最初にジャイアンが攻撃を仕掛けますが、衝撃波に弾かれて近寄れません。続けてみんなで一斉に集中攻撃を放ちますがコレもダメ。逆に強力な衝撃波によって岩場の影に避難せざるをえない形に。
ココで戦闘中ではありますが、のび太とククルの絆を深めるシーンが挿入されます。
衝撃波によって岩の後ろに隠れていたのび太が崖の向こうまで吹き飛ばされてしまう(※3)。その際タケコプターが外れてしまって万事休すだったのですが、飛び出したククルが助けてくれてナイスセーブ!
一方、のび太とククル以外のメンバーは手も足もでない状態。なんとかしてよドラえもーん!
当のロボットは「ああでもないこうでもない」と慌ててポケットを漁ります。そして、必要な道具を見つけたようです。
「トドメだーーーーー!!」
ツチダマが一層強烈な衝撃波を放ちます。
その地面を破壊しながら突き進む一撃が向かう先には大きな岩(逃げ場) → 岩が砕けた瞬間、その向こう側に「ひらりマント」を構えた格好いいドラえもんの姿が!!
※この辺りの作画が素晴らしいので必見(※4)。
とにかく最強の反射道具「ひらりマント」によって、ドラえもんが衝撃波を跳ね返す。
ツチダマが放ち続ける衝撃波とドラえもんが反射した衝撃波がぶつかりあいせめぎあい――最終的な軍配はドラえもんにあがります。
衝撃波を喰らったツチダマは吹き飛ばされ、粉々に砕け散って戦闘終了。
避難していたヒカリ族が表に出てきて、もう会えないかと思っていたククルと家族の再会がなされます。
この再会シーンではドラえもん一行がそれぞれ違うモーションをしているのも、キャラ表現としてイイ感じですね~。
(※2):ついでに空の色まで紫色に。自分に有利な領域でも展開してるんだろうか(笑)。
(※3):イメージでいうと『FF6』の鼻息を喰らって戦闘離脱的な。いや、この例えで伝わるのか怪しいですけどもw
(※4):作画に詳しいわけではないですが、演出がカッコイイ&すごい動き?が良いです。特に演出の方はピカピカッと煌めく箇所があるのですが、その光り方が『グレンラガン』っちゅーか『キルラキル』の戦闘・変身シーンっぽく感じます(伝わる人にしか伝わらないような表現)。
戦闘シーンを終えたところで、今回はここまで。
次回もお楽しみに^^
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます