“静寂の辰巳”会長、凄い!!
作者からの返信
鹿島神流の達人、国井善弥は広く世界に強敵を求める方でした。
ある方が立ち会った時、国井善弥が上段の構えを取ったらあたかも満開の花がパッと咲いたようで思わず見惚れてしまったというエピソードをもとに今回のお話を作りました。
剣の達人は、本当の本物の剣の達人は勝敗を超えた世界にいると思っています。
剣禅一如に達した山田次朗吉は関東大震災を予言したそうです。
「明鏡止水の状態になればこんなことは当たり前」
みたいなことを言っていたとか。
鉄太も強いけど静寂の辰巳が本気を出したら勝敗の行方はわからなくなります。
やはり世界は広いです。
コメントをありがとうございました。
編集済
虎雄を負かして一件落着かと思いましたが予想外の展開でした。
静寂の術、要は相手と均衡状態を作り出して、動けない状態をある程度持続させることで闘っている最中の緊張感を削いでしまうということでしょうか。
それだと確かに変に構えずに自然体で、敵がどう来てもある程度対応できるようにした方が上策なのかもしれませんね。
ソフィには誤解されましたが、なんだかんだ相手を傷つけずにトラブルを乗り切ったようなのでこれが最上の結果なのでしょう。
作者からの返信
そのまま虎雄をボコるのは後味が悪いし、作者としては予想を超えなければなりません。
静寂の術は威圧感で圧倒するのではなく、静寂で平和で落ち着いた世界に相手を引き込むことで戦う気を無くす術です。
かける本人が戦いの場でクソ落ち着きに落ち着いてないと相手にはかかりません。
というような設定です。
自然体でエゴが働きをやめると、相手を支配しようという邪念がなくなりその場に応じての最適手を体が勝手に判断して動くような感じ。
将棋や囲碁の世界でもあると思っています。
誰も傷つけずに事を収めるのは難しいけど、鉄太はやってのけました。
カッコ悪いけど。
明日からしばらくお休みします。
その間に書き上げますのでお許しください。
コメントをありがとうございました。
いきなりパンツ一丁は笑いました!
しかもそこから生徒会長に認められる流れに淀みがなくてお見事!強者同士の間だけに通じるものの説得力よ。
なんだかんだで落合先生もいい先生ですね。
続きのお話も楽しみにしています!
作者からの返信
初めの下書きではパンツも脱いで本当の全裸になる展開だったのですが、一応は角川つばさ文庫小説賞応募作品なのでボツに。
生徒会長と鉄太をどうしても戦わせたくって、ない知恵を絞りました。
剣道部の主将が丸腰の下級生に竹刀を構えるのは不自然なのでああいう展開に。
落合先生は豪放磊落、必要ならば「校長だってぶん殴って見せらぁ」という生徒にとって頼もしい味方です。
第三章、どうかお待ち下さい。
お待たせしてスミマセン。
コメントをありがとうございました。
波乱に満ちた学園生活の幕開けのようであり、仲間や理解者が増えてたくさん出来て盛り上がってゆきそうな予感もあり。
続きも楽しみにしています!
作者からの返信
鉄太の学園生活がやっと始まりました。
この時点でようやく役者がそろったかな、という感じです。
今も書き進めていますが、遅々として進まず。
8/31までに完結するよう気合いを入れていきますのでご期待ください。
コメントをありがとうございました。