親にケータイの中身を見られた!

ケータイやスマホの中に、

親に対して秘密にしておきたいことがある。

それを親が勝手に覗き込んだ。

あなたが怒るのは、当然ですよね。

わたしだって怒ります。


親は子どもがなにをしているのか、

気になって気になって仕方ないのですが

だからといって、プライベートなことに

ずかずか土足で入って欲しくない。


神さまだって、許さないでしょうきっと。


秘密を持つことは、おとなになるということです。

あなたにとっていいものをだいじにして、他人には見せない。

それを分かってくれない親はよくないと思う。


わたしも、教会に対していじめられていることを

隠していました。

だれも自分を分かってくれない、

分かってくれるのは神さまだけだと

思っていたから。


だけど、成長するにつれて、それが違うことに

気づきました。

秘密はたしかに、わたしをおとなにしましたが

親の理解は得られませんでしたから。


自分にとってだいじなことを

きちんと説明しなかったからです。

わたしにとってだいじなことは、

いじめられていることについて

親に言わないで、忍び耐えることでした。

そういう秘密を持つことで、

自分が偉くなったように感じたものです。

ごうまんな思春期でした。


今の時代なら、ケータイ(スマホ)の

暗証番号が親にもわかるようにしていたのも

悪いと言えば悪いんです。

親にはぜったい、わからない暗証番号にするのも

ひとつのテだと思う。


それでも干渉してくる親もいるかもしれません。

ウザい親は、シツコイのが特徴です。

どうでもいい自分の趣味とか好きな歌手とか

なぜか知っていたりする。


そういうとき、カッとなって

反発すると、親がイコジになります。

感情的になれば、ケンカにもなるし

亀裂が出来ることもある。


思春期の頃を忘れた親は、

自分こそが子どもを分かっているつもりになっているんです。

説明しましょう。

冷静に、話しあうことが解決に至る道です。


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