日々の事柄（中学生の悩み編）

自分が仲のいい子の悪口を言われます。

自分が仲のいい子の悪口を言われます。

イエス・キリストも、相当なわるくちを

言ってます。

イエスにしてみれば、相手への愛なんでしょうけど、

言われた方は、かなーり腹が立ちますね。

当時の有力者であった、律法学者やパリサイ派の人たちは、

自分たちが仲のいい仲間が悪口を言われて

腹を立てていました。

しかもその指摘が、いちいち当たってたから

なおさら腹が立ったわけ。

それまで民衆は、寄らば大樹の陰とばかり

唯々諾々と従ってたのに

イエスが現れて批判するから、敵はもう、大激怒ですよ。

相手に隙をあたえない偉人ならともかく、

普通の人は、悪口を言う友だちには良識を疑います。

「わたし、その人と仲がいいから、悪口は聞きたくないわ」

とハッキリ言えたらいいけれど、

長いものには巻かれろ、なかなか言えないよね。

でも、「わたしもそう思う！」って賛同しなかったら、

きっと裏切りにはならないはず。

「いろんな意見があるな」

ぐらいに流して聞いてもアリ。

わるくちを言われていることを、

友だちに伝えて、欠点をあらためてもらうのもアリだけど

「ああ、そうなんだ」

　と納得してくれる友だちばかりじゃない。

「なんなんだよ！」

　と反発されることもある。

だけど、ほんとの友だちって、

耳に優しいことばかりいうんだろうか。

おせじや褒め言葉ばかり言ってたら

そりゃあ、友だちづきあいは続いていくだろうけど

友だちのやってることに変化はない。

そんな成長のない友だちといっしょにいて

あなたは、楽しい？

イエスは、強い相手に物怖じせずに批判しました。

そのために憎まれても、信念をまげなかった。

そこまでやれないと思うこともあるでしょう。

だけどあなたの友だちは、

あなたの人生にとって、どれほど大切かを思えば。

強くなれなくても。

傷つけるかもと気になっても。

その人のために注意するのが真の友情です。

反発されるでしょうから、オブラートに包むのをお忘れなく。